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UnoMinのインドネシア生活

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新しい住人

最近我が家に新しい住人がやってきました。
インドネシアの最東端、イリアンジャヤ(パプア)よりやって来た彼ら。
主人Tが出張で彼の地に赴いた際に出会ってしまい
そしてジャカルタに連れて帰ってきてしまったらしい。
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イリアンジャヤ・パプアのマスク、
パプアの人たちにしか見えない精霊やご先祖の姿形をしている
魔除けになる、などと言われているけれど
我が家でもきっと守り神になってくれることでしょう。

それにしてもいい表情をしていますよね。
木彫りのディーテールと色合いが独創的ですごい。
なのにアフリカに行った際に購入した木彫りの置物たちとも合ってくれて、
我が家のインテリアに溶け込んでくれるのも嬉しい。

偶像崇拝が御法度なムスリム国家インドネシア内に
こういったパプアのような原始的アミニズムが機能している場所があることに
この国の果てしなき面白さを感じる。

インドネシアにいるうちに一度は行ってみないとだな、パプア。
# by unomin | 2010-07-16 00:01 | ひとりごと

シンガポール旅行 ショッピング編

ショッピングが大好きな私。
毎回必ずしも買う訳ではなく、
どちらかというとウィンドウショッピング専門なのですが
旅行中となると、ついつい「チャンスは今だけ」となって財布の紐が緩みがちです。

ここまでは普通。(なはず)
でも最近の私、どうも不思議なものに惹かれやすい。。
昔からこの傾向にあるのですが、最近拍車がかかっています。
冷静に考えると、「これどこで使うの?」「どこに着ていくの?」
という非実用的なものを買ってしまいがちなのです。。

今回のシンガポールでのお買い物も同じ。
こんなものを買ってきました。
まずはこのバック。イギリスのブランド、Accessorize アクセサライズで購入。
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ネイティブインディアンっぽさとインドっぽさとバリっぽさを合わせたような雰囲気のデコラティブなデザイン。
バリ(リゾート地)をショッピングしていることをイメージして購入。
イギリスに住んでいた時、Accessorizeと言えばウィンドウショッピングばかりで
実際に購入したことなんてほとんどなかったのに
アジアのこの気候と雰囲気には、ここの商品はとても合っているように思える。

そしてこれは宿泊したホテル、The Scarletの敷地内、小さなショップが立ち並ぶ
ここで購入した
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タンクトップと
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チュニックワンピース。
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バイオレットのトップスの方は左脇にある大ぶりなシフォンのリボンが印象的。
こういう左右対称でないものに弱い私。
そしてヴィンテージ風のチュニック。今シンガポールではこういったヴィンテージ風そして
本物のヴィンテージが流行っているみたいでした。

そして極めつけは”遊び”で買ったこのサンダル。
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シンガポールのローカルブランド、J Westのもの。
このデザインは、ちょっとすごいなと思いました。ビックリしました。
個人的にはこのオレンジのスパンコールが、尾びれと同じダークピンクだったら良かったのに
と思ったのですが。。でも何故か買ってしまいました。遊びで。
だってこのディーテールです。ソールのエッジ部分の柄使いがいいし、
何といってもこの遊び心。「よくここまでやった。」って感じではないですか?
こんな不思議なサンダルをこっそりとですがよく履いている私はダメでしょうか。。

とこういう感じで実用性の低い、不思議なものばかりを買ってしまった私@シンガポール旅行でした。
久しぶりに更新されたかと思ったら、こんな不思議ワールドな日記になってしまい、どうもすみません。
# by unomin | 2010-07-15 21:07 | インドネシア国外の旅

シンガポール旅行

ご無沙汰しております、皆さまお元気でいらっしゃいますか?
私たちのジャカルタ生活も丸2年が過ぎ、3年目に入りました。
当初は2年の予定だったジャカルタ駐在ですが、延長が決まり3年目。
月日を重ねる毎に住みやすくなっていくこの土地で、楽しい日々を送っています。

さて先週、5泊6日の長い日程でシンガポールに行ってきました。
約10年ぶりに訪れたシンガポール。
ジャカルタ生活に慣れたからというのもあると思うのですが
その「先進国ぶり」「大都会ぶり」には驚きました。

ジャカルタから飛行機で1時間半の近所のシンガポール、
元々インドネシアと主要な民族、言語は同じだったシンガポール
「なのに今、どうしてこんなに違う?」
と、そう思わずにはいられませんでした。

5泊6日の長い滞在。
折角シンガポールにいるのだから、ということで
ビッグネームの大型ホテルは避け、小さなブティックホテルを選んだ私たち。
これが大正解!

ブティックホテルも超高級から中堅まで色々あったけれど
値段と立地等、色々検討した結果、私たちはここに決めました。
The Scarlet/スカーレット
チャイナタウンから少し外れた、一見、「え?ここはParis?」
と思ってしまうような素敵なエリアにある。

カフェ、フレンチレストラン、バー、ブティック
すべてがセンスがよくて素敵で、こういったストリートの小さなショップたちを見てまわれるのが嬉しい。
私が大好きなストリートライフがここにはある!
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こういった古いチャイニーズ系建物をうまく利用してこんなにも素敵にリノベーション。
ここシンガポールでしか味わえない独特の雰囲気を出している。
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歩いてすぐのところにシンガポールの屋台街、ホーカーズもあるし
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中華街もすぐ。
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オーチャードにはない、違ったシンガポールを体験できたのもスカーレットホテルのお陰でした。
5つ星なだけあって、お部屋の綺麗さ、サービス、アメニティー他すべてが行き届いていて快適。
何といってもデザインの素晴らしさは秀逸でした。
今回は一眼レフのカメラを持っていかなかったので良い写真が撮れず
みなさんにお見せできないのが残念です。。上のHPからチェックしてみてくださいね。

さてシンガポール、
もちろんとても楽しかったけれど、
私的にはインドネシア駐在で良かった、と思ってしまった。

物価が驚くほど高かったし(特に外食)
インドネシアのような発展途上だからこその新しい発見や驚き、面白みがないし
辛口で言ってしまうと
同じ都会ならば東京や香港の方がやっぱり面白い、と個人的には思う。
でもシンガポールはサイズが小さいから仕方ありませんよね。

とは言えシンガポール滞在を満喫した私。
やっぱり旅行って楽しいー!
# by unomin | 2010-06-28 13:43 | インドネシア国外の旅

エーデルワイスを見に…

みなさん、エーデルワイスってご覧になったことありますか?
ヨーロッパの山に咲く花、エーデルワイス。
サウンドオブミュージックのエーデルワイス。
標高2000m-2900m、石灰質の山々に生息するエーデルワイス。
この花がジャカルタ近郊にある山、グデ山にも咲くらしい!

ということで、
先月半ばの週末、グデ山登頂してきました。
グデ山はジャカルタからプンチャック方面に向かって
約1.5時間のところにある標高2958mの山。富士山と同じく成層火山。

朝5時にジャカルタを出発して、朝7時から登りはじめる。
私たち登山者4名、ガイドさん1名、ポーターさん2名で合計7名のグループ。
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バンドゥンの山々を背に、こんなに美しい野菜畑を進んでいく。
女性たちが朝早くから畑に出て働いている。

初日は天気に恵まれて、すいすいと余裕、とまでは言わないまでも
始めは問題なく、いいペースの山登り。
それもそのはず、荷物のほとんどはポーターさんが持ってくれたから。(vivaインドネシア的山登り)。

初日の目的地はエーデルワイスの咲くアルンアルン(草原)は標高2,750m。
1時間おきに休みは取るものの、やっぱり登りはキツイ。
2,500m地点くらいから残りの標高250mの登り道が一番辛かった。
それでもエーデルワイス見たさに気持ちを奮い立たせ、登り続ける。

登り始めて4時間。2750mに近づき始めたころ「もうそろそろ限界」モードが漂う。
そして周囲の木々の幹が急に細くなる、、と思ったら、急に視界が開けた。
アルンアルンに到着!そしてこれがその風景。
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ここは標高2750m。さすがに雲の流れが早い。
そして澄み切った空気、冷たい風が火照った体に気持ちがいい。

エーデルワイスは、、三分咲きだったけれど
でも小さな白い花弁が今にもぱっと開こうとしている。
花の中央、黄色の花弁も顔をのぞかせている。
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この日はこの広いアルンアルンにある地下水の湧き出る場所の近くでテントを張って一泊。
初めて見るこの高山花に囲まれて大興奮。そしてここまで登りきった達成感でとてもいい気分な私。
この時は、「苦手な登りはもう終わったし、明日は楽勝!」
と思っていたことが大きな間違いだったことに気づいていなかった…

次の日
朝4時に起床して懐中電灯の光を頼りに山頂まで登る。
”ご来光を見ながらブレックファースト”
の計画だったのだけれど、天気が悪くてご来光は見られず。
傷心のまま下山開始。

この下りが、思った以上に辛かった。
途中から雨が降り出して、地面が滑るのでとても難しい。
ポーターさんにほとんどの荷物を持ってもらっているにもかかわらず
背負っている小さなリュックが水を含んだせいか、
登りの時の倍くらいの重さになっているように感じる。
雨が降っているので、休みたくてもゆっくり休めない。
次の日から香港出張が控えていた。絶対怪我出来ない、の思いから緊張があった。
下れども下れどもたどり着けない、焦燥感が襲う。
でも下るしかない。ただひたすら下るしかなかった。
山道に落ちている多くのゴミ、この汚さに、ダウンな気持ちがさらにダウンになった。

山頂からきちんとした休みを取らないまま歩き続けること約5時間半。
最後は雨が大雨になっていて、雷も鳴りだし、ずぶ濡れのまま歩き続けた。
公園事務所で自分たちの車を見た時は、怪我なく無事に帰ってこれたことが嬉しくて涙が出た。
車に乾いた服を念のためにと用意しておいたことがなんて素晴らしい思いつきだったかと感謝だった。

インドネシアの山、初登頂体験、無事終了。
この下山の思い出がトラウマになって
しばらく山登りはやめておこう、と思った私。
雨の登山は過酷です。私には過酷すぎました。。

とは言え、あの初日のアルンアルンに到着した時の達成感。
綺麗な空気をたくさん吸ってエーデルワイスに囲まれた時の感動。
あれはやっぱり、思い切ってグデ山に登頂しようと決心したからこそ味わえた思い。
今思い返すとやっぱりいい体験でした。

でも…
それでもやっぱり山登りはしばらくお休みしようと思っています。
日帰りハイキングくらいが私にはちょうどいいです。
# by unomin | 2010-06-09 01:25 | インドネシア国内旅行

超豪華 シャンパンディナー

先々週のこと。
主人Tが
T:「来週のこのイベント、行くからね。」とEmailを転送してきた。
私:「え?シャンパンディナー?? 素敵な響きだけれど私あまり飲めないしな…」
T:「いや、これは絶対行っておいた方がいいと思うんだ。」と。
私:「ふぅん、、分かった。そんなに言うなら。(←なーんて。内心すごい嬉しい)」

ということで先週の水曜日
私たちのお気に入りのフレンチレストラン、Emilieでのシャンパンディナーに行ってきました。
普段はあまり贅沢をしない私たちですが、今回はちょっと特別。少しお洒落して出掛けました。
そしてこのシャンパンディナーが!
ただ事ではなかったのです。

このイベントはシャンパンの作り手、老舗メゾンのドゥラモット社/Delamotteと
インドネシアの大手商社、そしてEmilieが共同企画したもので、
ドゥラモット社のシャンパン4種と、レストランEmilieのフランス人シェフが作る
(それぞれのシャンパンに合った)4コース料理を頂く、というとても魅力的なもの。25席限定。

さて、
レストランに入るとすぐに冷えたシャンパンを頂く。Delamotte Brut NV.
ドライで辛口。泡のきめ細やかさがすごく上品で、
この一口でディナーイベントに来て良かったと満足してしまった庶民の私。

テーブルにつく前に参加者たちと挨拶をしたり、お話したりしながらシャンパンが進む。
飲めないはずの私も1グラスすぐに完飲。グラスが空になるとすぐに注ぎ足しに来てくれる。
来イしているDelamotte社の当主もいらして、私たちゲストを温かく迎えてくれ
ご自身が大の親日家であること、そしてこれから飲むシャンパンについてお話ししてくれる。
フランス大使もいる。
何だか私たち??、、場違いなほどハイソな雰囲気です。。

さてこの写真、
これは2コース目のクレイフィッシュとアスパラガス、グリュイエールチーズに
ペストソースがアクセントになったラビオリ。
このラビオリにはDelamotte Blanc de Blancs NV、
シャンパンでは異例という、ブレンドではない100%シャルドネのシャンパンを合わせて。
グラスの底から上に一筋に立った泡の線が美しい。
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1つ目のシャンパンに比べて100%シャルドネなだけあって、複雑さはなくすっきりさっぱり。
なので料理と合って、どんどん飲めてしまう。
通常のワインティスティングのように、シャンパンは1人1種類1グラスなんだろうと思っていたのに、
グラスが空になると「これでもか」というほど、どんどん注ぎ足してくれる。
こんなに贅沢でいいのだろうか。。お料理も最高に美味しいし。。
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この上の写真が3コース目(ぼやけていてごめんなさい)。
フランスから空輸してきたというタルボット(ヒラメ)のソテー黒トリュフソース。アスパラガスとシュリンプ。
このディッシュには幻のシャンパン、”Salon 1997”を合わせて。

このシャンパン、”Salon1997”は日本では1本5万円、1杯5000円ほどの超高級シャンパン。
こちらも100%シャルドネで出来ているのだけれど
シャルドネの良年にしか作らない、毎年作らない、というこだわりの銘柄。
これまで100年の歴史の中で36回(年)しか作られていないそう(!)
かの有名なRobert Parker氏も95点をつけたほどのとにかく格の違うシャンパンなのです!(驚驚!)
グラスもこだわっていて、レストランのオーナーがこの日のためにジャカルタ中を捜し回ったのだとか。
そんなすごいシャンパンを飲む事が出来るだなんて。一生に一度あるかないか…

さて、
その味は
シャルドネ100%ならではの酸味、すっきり感の裏に13年間かけて熟成された豊かなまろやかさが
口の中にぱーっと広がり、そしてやさしく覆う。そして泡のきめ細やかさはシルクのよう…(遠い目)
そしてこのSalonでさえ、飲み終わるとどんどん注ぎ足してくれる。
こんなに贅沢でいいのでしょうか…

最後は少し甘みのあるこのロゼシャンパンDelamotte Brut Rose NVをデザートと合わせて。
サクランボのような赤みがかったピンクがとてもかわいい。
すこし甘め、でもこの強い泡がすっきり感を与えてくれる。
フレッシュベリーのメレンゲパイ。甘さ控えめのメレンゲに甘酸っぱいラズベリーソースとベリーたち。
これがこの美しいロゼシャンパンと合うんです。あー幸せ。
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今までに飲んだ一生分のシャンパンと同じ量を1晩で飲んでしまったかのようなこのシャンパンディナー。
こんなにも素晴らしくてお得なイベントにたまたま参加することができた強運に感謝。
これから仲よくしていけそうなとても良い人たちにも出会えたし、
一生思い出に残るとびきり素敵な夜になりました。

さて、気になるこのイベント参加費はというと…
一人Rp980,000 ++. 約1万円。。
これはもう信じられないほどお得でした~!
# by unomin | 2010-05-29 02:45 | インドネシアのグルメ