さて前回前々回に引き続きKarimunjawa島について
今回は、島の素顔をご紹介したいと思います。
インドネシア一番のメインになる島、ジャワ島(ジャカルタはジャワ島にあります)。
ここの中部の町Semarang/セマランから100キロくらい離れていて
高速ボートで4時間もかかるKarimunjawa島。
アクセスが悪いため、観光客はほとんどいない。
したがって、手つかずで豊かな自然が残こり、まさに楽園のような島。
それでも17年ぶりにこの島を訪れた主人Tの同僚LとLの友人Rは
「17年前に比べると島の全てが変わってしまい、
自然が壊されてしまった。。」と肩を落としていた。
本島からこんなに離れたこの島でも
時代の流れには逆らえず、近代化が進んでいる。。
そんな現実など全く憂いていないかのように
島の人々はとにかく島を誇りに思い、笑顔が素敵で、みんな本当に親切。
特に印象的だったのが子供たちの幸せそうな姿、とびっきりの笑顔。
みな比較的大きな家に住んでいて、ジャカルタで考えたら
中産階級のような生活をしている島の人たち。
食べ物も自給自足で豊かな生活。
海からはたくさんの種類の魚、甲殻類、海草が豊富に採れ
鶏や山羊を飼い、
ヤシの木やバナナを育てる。
キッチンはガスを使わずに、薪を使って火をおこしている。
高い山があるお陰で、そこからの湧き水で水の質が驚くほど良かった。
新鮮なオーガニック素材においしい水、
食べ物が美味しくないはずがない!
前回から登場しているイッポン家のホテルで毎食お世話になった私たち。
このように、毎日新鮮な海の幸を頂きました。
左に見えるのは海ぶどう。
シュノーケルをしていると、岩からにょきにょきと茎を伸ばして
実をたくさんつけた海ぶどうをたくさん見ました。
写真のほかにも、無人島で集めたアサリをスープにしてくれたり、
30センチはあろうかと思われる大きな白身魚をBBQにしてもらったり
銛(モリ)で刺した魚を素揚げにしてくれたり
特別に飼っているフリーレンジ鶏を捌いてBBQにしてくれたり…
これが最後の日の夕食に食べたロブスター。
Karimunjawa島でその日に採れた新鮮なロブスター、一人一匹。
この時、まだ生きていて、動いていたのですが
私と主人TはBBQで焼く時間を最小限にして、ほぼ刺身で頂きました。
口に入れると吸付くような、弾力と歯ごたえ
旨みと甘み、それはもう、最高に美味しかった~!
美しい海、山。
海からの豊富な海の幸、山からの綺麗で美味しい水
自給自足のこの島の豊かさに感激をおぼえずにいられませんでした。
Karimunjawa島、この地球上に残る数少ない楽園と言える場所
機会があればぜひ、とおススメしたい……
ところなのですが
片道4時間のスピードボート、あれはかなりツライです。
あれさえなければ、、と思うのですが、このアクセスの悪さが
あの島を楽園のままにしているのですよね。。
さてインドネシア、
次はどこに行こうかな。