UnoMinのインドネシア生活

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手作りバティック

昨年11月、
西ジャワ チレボン在住で手書き、天然染料で作るバティック工房を営む
日本人女性、Gさん主催のワークショップに参加してきました。
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ワークショップはチレボンの伝統手書きバティック技法の講習会を受けた後
実際参加者一人ひとりが
・布に思い思いの柄、デザインを鉛筆で描き
・それをGさんの工房で職人さんたちがバティックに仕上げ
・オリジナルポーチにしてくれる
というもの。

チレボンはバティック、ジャワ更紗の一大産地。
ジャワ島”北岸系”と呼ばれる、
中国そしてヨーロッパの影響を受けた独特の特徴があって
花柄、花鳥風月、雨雲モチーフ
そしてオランダ植民地時代の戦士の柄、なんていうのもあって面白い。
繊細な線描きで自由に表現する絵模様、多種多様な作風
10月に訪れた中部ジャワの町、ソロのバティックとは特徴が異なっていて
バティック好きの私のハートに火を点ける。

講習会から約2ヶ月が経った先週半ば
「バティックポーチが仕上がりましたので取りに来てください」と連絡が。

デザイン画を仕上げた後、Gさんに
「今までこういう柄は無かったからどういう仕上がりになるかしら?」と言われ
Gさんを不安にさせてしまうような複雑なデザインを描いてしまった私。
「どうなったかな?」
と不安&期待でドキドキしながら行ってみると…

こんな風に出来ていました。
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私が布に鉛筆で模様の輪郭線を書き(←私がしたのはこれだけ)
それを
イセン - 模様の細かい点や線を埋める作業をし
テンボック - 輪郭線のところにある白く残す部分を細い銅線の管(チャンティン)で蝋伏せていき
染色 - 全体を染液につけて染め
色分け - 同色で濃淡のある場合、淡い色から濃い色に段階的に蝋伏せをし
蝋落し - 熱湯で付着している蝋を落とし

とこの工程を何度も繰り返してできたこのバティックポーチ。
講習会では
手書きバティックは仕上がるまでにたくさんの工程を踏まねばならず
いかに手間にかかる大変なものか。
熟練した職人さんだけが出来る高い技術を必要とするこれらの工程、
過疎化の波があるチレボンで職人さん確保は年々難しくなっている現状
これらについてを学んでいたので
仕上がったポーチを手にした時は、有難みを痛いほどに感じました。

自分で描いた柄がバティックになって
しかも使えるポーチにまでしてくれて、こんなに嬉しいことはないです。
素晴らしいワークショップを開催してくださったGさん、どうもありがとうございました。
工房で一生懸命仕上げてくれた職人の方々ありがとうございました。
とてもいい体験でした。

チレボンにあるGさんの工房、
ジャカルタにいるうちに一度訪れてみたいなぁと思っています。
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by unomin | 2010-02-03 14:16 | インドネシアでお買い物