UnoMinのインドネシア生活

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Idul Adha イスラム犠牲祭

先週の水曜日
ここインドネシアではイスラム教の大切な儀式の1つ
Idul Adha/犠牲祭で祝日でした。

この日の2,3週間前からジャカルタのあちらこちらで見かけたたくさんの牛やヤギ、羊。
道端でヒモにつながれ、自分たちのその後の運命を知っているのか知らないのか…
キラキラとしたつぶらな瞳が印象的な彼ら。

そしてIdul Adha当日、
夜中の12時からモスクでの祈祷が始まった。
何を言っているのかもちろん分からないけれど、いつものコーランとは違う気がした。
そして何やら神聖な雰囲気が漂っている。
「あぁ、あの牛やヤギたちはもうすぐ…」 と思いながら就寝。

そして翌日になって外に出てみると…
ビニール袋を持った人たちが大勢モスクから出てくるところを目撃。
みんなとても嬉しそうな表情。
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このビニール袋の中身はと言うと?
そうです。
たった今神に捧げられた牛やヤギ、羊のお肉。
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ビニール袋をよく見てみると、赤身の肉だけでなくて
黒い部分や紫色っぽい部分もある。
これは内臓?毛も剥いでいない?などと考えるとゾゾっとするので
中身はあまり凝視しないことにした。

嬉しそうに自分たちの取り分を見せてくれた写真のこの女性たち。
1人でたくさん取り過ぎたみたいで、
この後やってきたモスクの人たちと、口論になって
結局袋を幾つか取り上げられていました。。

この時期イスラム教徒は本来ならばメッカに巡礼に行かなくてはいけないのだけれど
巡礼に参加しないかわりに、動物を1匹生贄として神に捧げる、この犠牲祭。
動物はお金持ちイスラム教徒が購入し、モスクでハラルに準じてさばかれ、
お肉は貧しいイスラム教徒たちに与えられることになっている。

相互扶助の精神に則ったイスラム教ならではのお祭り。
こういったエキゾチックな異文化体験が出来るジャカルタはやっぱり面白いです。
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by unomin | 2010-11-22 01:19 | ジャカルタ 日々の出来事 | Comments(2)

香港で上海ガニ

仕事で2泊3日、香港に行ってきました。

この季節、”旬”といえば、そう。「上海蟹」こと「大閘蟹」。
会社の支配人がオーダーしてくれた上海蟹フルコースの内容は

 蟹みそと蟹肉、みじん切りガーリックのディップ、ブレッド添え
 ふかひれスープ
 蟹みそ入り、小龍包
 上海蟹1杯
 アワビ蒸し
 蟹肉入り餃子のスープヌードル
 デザートに黒ゴマ白玉入りジンジャースープ

と超豪華。

そしてこれが私に食べられることになってしまった蟹。うつむき加減で悲しい表情の蟹。
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手のハサミ部分は長い毛で覆われて黒く、ちょっと気持ち悪い、、でもこれが上海蟹。
メスのシーズンは終わり、このレストランでは今、オスの上海蟹しか注文できず。
腹がしっかり三角になっています。↓
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上海蟹と言えば、このオレンジ色の蟹みそ。
奥行きのあるリッチなフレーバーで美味しすぎ!これがやっぱり上海蟹の真骨頂。
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そしてオスの上海蟹ならではの「膏」と言われる卵も賞味。
蟹みその脇にあって白いゼラチン状の膏。
濃厚、少しざらっとした舌触り、何とも言えない独特な味わいの珍味。

蟹は体を冷やすので生姜や紹興酒と一緒に、との教え通りに頂く上海蟹。
夢中で食べて一人で2杯完食。(←食べすぎ)
最後のヌードルは手がつけられませんでした。

インドネシアに住んでいて、四季の旬の食べ物が恋しくなっていた私。
この上海蟹には私の欲求を満たしてくれるには充分すぎるほどの強烈なパワーがありました。
しばらく蟹は食べなくていいかな。。
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by unomin | 2010-11-17 21:02 | インドネシア国外の旅 | Comments(4)

インドネシアのテキスタイルを勉強中 2

さて前回の手書きバティック教室に続き
ヘリテージソサエティーでのテキスタイル勉強についてご紹介。

手書きバティック教室の翌週
中央ジャカルタにある、テキスタイルミュージアムに行ってきました。
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この時ちょうど東ジャワに浮かぶ小さな島、マドゥーラ島で作られる
マドゥーラバティックの特別展示会をやっていて
ガイドさんの説明を受けながら、この世界を堪能。

マドゥーラバティックは今でも手書きのバティック制作がほとんどで
色彩豊かで染めも何度も繰り返すので、制作期間がとても長く、高価なのだとか。
そして天然素材の染料を使って制作しているバティックもまだ多く
この写真はその色の素となる、葉や木の幹、パームシュガーなどの展示コーナー。
これらで布地を赤、黄、緑、青に染めていく。
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この下のマドゥーラバティックは
クリーム地に朱を帯びた赤、これにインディゴブルーが加わった
マドゥーラバティックならではの色合い。
前週私たちが試した、伝統的な蝋づけ道具、チャンティンを用いて
フリーハンドで大胆に描かれた、鳥、草花。
マドゥーラバティックの特徴が全部つまった作品。
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マドゥーラバティックはこのインディゴブルー、藍色のものも有名。
この孔雀、ピーコック柄もよく見かけました。
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前週の手書きバティック体験、チャンティンでの蝋けつ作業が
いかに大変で難しいかということを体験した私たちは、
これらの美しい手書きバティックの
線の均一さ、繊細さ、太いところと細いところのメリハリ…などなど
とにかく圧巻の出来にただただ感動。有り難味もひとしお。

こういった美しい伝統技術が今後も継承されていくこと
作り手たちの技術が大切に守られていくことを切に願う私たち。

インドネシアバティックがユネスコ世界無形文化遺産に登録されて1年。
奥が深いバティックの世界。
まだまだ続くこのスタディーグループの今後の活動がとても楽しみな私です。


*今回の写真もグループのメンバーKataさんから頂きました。
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by unomin | 2010-11-09 12:41 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(4)

インドネシアのテキスタイルを勉強中

今年も残すところあと2ヶ月になりました。皆さんお元気ですか?
雨季と乾季しかない常夏のジャカルタでは、四季を感じることができないからか
1年経つのがとても早く感じられます。

所属しているヘリテージソサエティーの活動が先月から本格的に始まりました。
今年は前期のエクスプローラーグループ(ジャカルタ近郊を探検するグループ)の活動に加え
テキスタイルグループ、インドネシアのバティックやイカット、バリのソンケットなどを
少し真剣に学ぶグループに入りました。
主人の契約期間が延び、インドネシア滞在が延びたので
これを機にインドネシアの文化をもっとたくさん学びたいと意欲を燃やしています。

先週の第1回目の活動で手書き、蝋染めのバティックを実際に作る体験教室へ行ってきました。
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手書きの蝋染めバティック。
伝統的な方法でのバティック作りは想像していたよりもはるかに大変。

とにかく根気が必要な緻密な作業。
長時間姿勢を一定に保たないといけないので肩が凝る。
細い銅線の管から蝋を出すこの道具、チャンティンからアツアツの蝋を均等に出すのがとにかく難しい。
と、「この仕事は私たちには一生かかっても無理ねー」というのが全員一致の意見だった。

それでも全員何とか書き終えてホッと一息ついたら、
「布の裏側も同じように書いてね」
と先生に言われ途方に暮れそうになった私たち。
「…」

それでも歯を食いしばって何とか書き上げ、
手書き蝋染めバティック作成を初体験終了。
疲れすぎて、綺麗に仕上げることよりも、早く終わらすこと優先で最後はちょっと投げやりに…
(この写真に写っている友人はとても上手だった。)

さて次のステップ。
蝋で書き終えると、スタッフの方が”染め”をしてくれる。
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伝統的には自然の植物からの天然染料を使うのだけれど
ここでは現在主流になっている化学染料による”染め”を。
赤、青、黄色から選べて、グループほぼ全員が赤を選択。
染料液に浸して、色をしみこませたら、沸騰しているお湯で煮て蝋を取る。
蝋がある部分だけ染まらないので、模様が浮き上がるようになっています。
そしてそれがこれです。
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みなそれぞれに個性的。
これらはスピーディーに終えた友人たちのもので
わたしの分はノロマだったのでここにはなし。
ノロマなのに、仕上がりは「…」な私の手書きバティック。
悲しい仕上がりなので写真をご紹介できません。。すみません。

伝統的な手法で行われる手書きのバティック作成が如何に大変で、
長い時間がかかり、熟練した職人さんしか出来ない巧みな技を必要とするものなのかが
よーく分かった私たち。
今回のように1色だけでもこんなに大変だったのに…
ここで私たちも実体験したことで、手書きのバティックの有り難味を今後より深く感じることができそうです。


*今回写真はグループのメンバーKataさんから頂きました。
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by unomin | 2010-11-05 14:26 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(11)