UnoMinのインドネシア生活

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カテゴリ:インドネシア国内旅行( 41 )

東ジャワの避暑地 マラン旅行 本編

ご無沙汰しております。お元気でしょうか?
真冬の東京、3ヶ月間の滞在を終え、先日ジャカルタに戻ってきました。
久しぶりにジャカルタに降り立ち、まず思ったのは
「インドネシアはやっぱり暖かくていい!」ということ。
冷え切った身体がゆっくりと解きほぐされていき
空港で待っていてくれた運転手さんの満面の笑顔に
「ジャカルタは落ち着く」と思う私でした。

さて、大分間が空いてしまいましたが(本当にすみません)、
マラン旅行の続きをお伝えしたいと思います。

マラン旅行2日目、TUGUホテルで美味しい朝食を頂いた後
車をハイヤーし、8人でまず向かった先はBatuにあるリンゴ園。

「こんな暑い国インドネシアでリンゴが出来るの?」
「ジャカルタのスーパーにあるリンゴは輸入品のはずだし?」
と半信半疑な私。

でも丘をぐんぐん登って行くと、こんな景色が見えてきました。
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「あ!リンゴ!」
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門番をしているおじさまに少しの入場料を払い、
絞った天然リンゴジュースを一人一本頂く。(加糖はされているようでした。)
リンゴは好きなだけ食べていいよ!と言われ、出来るだけ赤いリンゴを選んで食べてみると、
酸味が強くて実が硬くて爽やかな味わい。これはマランリンゴの特徴なのだそう。
少しでも赤味の弱いリンゴだと、硬くて酸っぱすぎて食べられない。
イギリスのクッキングアップルに似ている。

おじさまのお言葉に甘えて、たくさん食べた上に
お土産までたくさん頂いちゃいました。

リンゴ園のあるBatu/バトゥはマランから車で1時間程の距離。
丘陵地にあって、1年の平均気温が20度ー23度くらいだそう。
インドネシアでこれは相当涼しい。これならばリンゴも出来るんだなぁ、と納得。

インドネシアのリンゴに大満足した私たちは次の目的地、Cangarへ向かう。
道中ニンジンやキャベツ畑など、こんなにも美しい景色が広がっている。
インドネシアにいることを忘れてしまいそうな、高原の景色。
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さて、
私たちのCangarでの目的は2つ。1つは、これ!
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ピクニック!

TUGUホテルで朝食に出たパン、食べきれなかった分をもらったもの
さっき採ったばかりのりんご
ジャカルタから持ってきた、ハム&チーズにオリーブ
そしてシャンパンとワイン。
綺麗な景色と空気の中、楽しい仲間と一緒のピクニックはとにかく最高!
ピクニックなんてインドネシアに来て以来、初めて。
イギリスにいた頃、夏の時期は毎週のようにピクニックをしていたから
すごく恋しかった(涙)そして懐かしかった(涙)。

ピクニックで空腹を満たした後はこの日のハイライト、露天風呂温泉へ!
これが2つ目の目的。
Cangar Hot Spring。水着を着て混浴へと向かう。
(カメラが持っていかれず、写真がなくてごめんなさい)

白人5名、日本人韓国人3名の我々は地元の人たち&インドネシア人観光客の
熱い視線を浴び、居心地の悪くなった女性陣は女性専用のお風呂へ移動。
そして水着を取ってリラックスして入浴。
江戸っ子の私には少しぬるめだけれど、でも最高に気持ちいい!!
硫黄のにおいのする、とろとろした泉質。本物の温泉。

オランダ統治時代、オランダ人はここマラン、バトゥエリアのことを「ジャワ島のスイス」
なんて呼んだらしいけれど、私たち日本人にとっては「ジャワ島の信州」でした。

マラン2日目はこのように高原でのアクティビティーを堪能し
最終日の3日目はフラワーマーケット、バードマーケットを訪れた後
寺院、チャンディー巡りをして、スラバヤ空港に戻りました。
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これはChandi Singosariの写真。

何もかもが素敵なTUGUホテルに滞在し
高原のリクリエーションを堪能し、温泉にまで入り、寺院もあり
見どころがたくさんで楽しい、東ジャワの町、マラン。
ジャワ島の中ではソロと同じで、大好きな町になりました。
また必ず訪れたい、と思わせてくれる魅力にあふれたマラン。ここは本当にお勧めです!
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by unomin | 2012-03-22 02:23 | インドネシア国内旅行 | Comments(8)

東ジャワの避暑地 マラン旅行 宿泊編

今から2カ月ほど前になりますが
東ジャワのリゾート地、マラン/Malangに行ってきました。

インドネシア第2の都市、スラバヤから100キロ南へ、
スラバヤ空港から車で約3時間ほどかけて辿り着いたマランは
オランダ植民地時代のコロニアルの雰囲気を残す美しい町。

訪れる前は
「オランダ人はなぜこんな東の果て、アクセスの悪い場所に避暑地を作ったのだろう?」
「東ジャワのパリ(BaliではなくParis)と呼ばれているけれど本当!?」
と思っていましたが、行ってみて納得。(パリはちょっと言い過ぎな気がしますが…)

周囲を高い山に囲まれた高原地帯にあって、気候は夏の長野県のよう。
町の中心部はオランダ人が町づくりをしてくれたお陰で大きな広場や公園があり、
区画整理がゆったりヨーロッパ式に出来ていて、居心地が良い。

そんな町、マラン、
まずは今回泊まったホテルをご紹介。

知る人ぞ知るインドネシアの有名ホテルグループ、TUGUホテル本店がここ、マランにあります。
友人たちと総勢8名でここに宿泊しました。Tugu Hotel Malang
この写真はレセプションの上階にある、Tea House。アンティークの調度品はどれも美しくため息もの。
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広大な敷地の真ん中にあるプール。
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併設されているレストランとは別にあるバンクエットルーム。
TUGUグループの歴代のオーナーの肖像画が飾られていて、まるで美術館のよう。
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併設されているレストランの外観。お料理もすごく美味。
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そしてカフェ。ジャワ伝統の菓子、ケーキ、コーヒーや紅茶が買えます。
TUGUホテルのオーナーは元々砂糖のプランテーション、コーヒーや紅茶農園で
財をなした、中華系インドネシア人、プラナカンだったそう。
オランダ人観光客が寄ったんだろうなぁ、という昔ながらの雰囲気がこのカフェには残っている。
因みに、朝食で頂いた、このカフェの焼き立てパン、美味しかった!
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2日目は日本の高原に遊びに来たかのようなアクティビティーをすることになります。
それは次回ご紹介しますね!
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by unomin | 2012-01-14 22:49 | インドネシア国内旅行 | Comments(4)

ソロへ 古都巡り part2

だいぶ間があいてしまいましたが。。
ソロ旅行の続きを。

旅行2日目、この日は最近お馴染になりました(?)レンタルサイクリング。
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こちら、オランダ時代の古い自転車です。何度も修理をして、今でも使っているのだとか。
さすがオランダ人仕様。サドルが高い。そして古いのでブレーキが片方しかきかなかったり
少々危ない感じではありましたが、
ベチャ(3輪の人力タクシー)が走る測道を主に走っていたので、大丈夫でした。

サイクリングで最初に訪れたのはソロ市内にあるPak Hardjosoewarno house。
ここが見どころたくさんで驚きました。
スカルノ初代大統領がここにしばらく滞在していたこともあって、
彼の描いた絵画や彼の使っていた家具があったり
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ソロ近郊の寺院から持ってきた(取ってきた?)という面白い石造が飾られていたり
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ジャワの神聖な剣、クリスの製造所があったり。
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クリスは鉄と銅などを混ぜ合わせて作られているのだけれど、昔はクリス作りに
隕石も使っていたのだと、家主のおじさまが教えてくれました。
隕石って、、?どうやって分かるのでしょうか。
クリス、やっぱり神秘に満ちています。

そしてこのバティック メイキング。
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さわやかな風が吹き抜けるこの場所で、女性たちがバティック トゥリス(手書き)している。
姿勢がとても良くて、私たちがカメラを向けても、彼女たちの集中力は途切れることはない。
その光景に長い間、見とれてしまいました。
こんな場面を見てしまったら、ここでバティックを買わずにはいられなくなってしまった私。
黒地のシックなバティックを購入して、今主人T用のシャツを作成中です。

Pak Hardjosoewarno houseで美しいジャワ建築、ジャワの伝統を堪能した私たちは
その後旧市街、王宮や公園を軽く見てまわり、ランチを食べて一休み。
その後、ホテルに戻ってホテル裏に広がる伝統バティック村、
カンプン バティック レワヤン/ Kampung Batik Laweyanに行きました。

16世紀からバティック製造をしていた記録が残るほど古いバティック村。
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たくさんのバティック製造工場、バティックショップがあって、ショップはどれもそれぞれに個性がある。
工場では、商業用・大量生産でどのようにバティックが製造されているのかを見学できて面白かった。

たくさんの種類のバティックがあるのに、
その中から気にいったバティックを見つけるのって難しいですね。
朝のサイクリング、Pak Hardjosoewarno houseで
最初に最高品質のものを見てしまったこともあって、この村でバティックを購入するには至りませんでした。

この日の夜は夕飯後、ジャワのオペラ、ワヤンオランを見学に。
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インドネシア語をまた習い始めた成果が出たのか、インドネシア語の字幕が
結構分かるようになっていてビックリ!

ジャワ島の伝統、古都ソロに脈々と受け継がれる伝統に触れ、学んだ旅。
歴史や伝統の継承、保持に関しては残念な思いをすることが多かったここインドネシアで
こんなにもたくさんの伝統や古都らしさに触れることができるだなんて、正直驚いてしまった。
絶対ソロを好きになる、そんな旅でした。
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by unomin | 2011-11-03 20:35 | インドネシア国内旅行 | Comments(6)

古都ソロ 古き良きに触れる旅 part1

2か月も前になりますが、
インドネシアの古都、ソロへ週末旅行に行ってきました。

ジョグジャカルタに行ったときとほぼ同じメンバーでの旅。
ソロの伝統を後世に残すための活動をしているNGOの人たちに案内してもらった旅は
ソロの魅力が満載で、インドネシアの古き良きに触れた思い出に残るものになりました。

金曜日の夕方にソロに到着。
夕飯は、サンバル好きの主人の為に、と連れて行ってもらったのがここ。
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テーブルに所狭しと並ぶお料理と20種類以上のサンバルは圧巻。
辛いものがそれほど得意でない私は、周りの人たちの表情と汗の噴き出し具合を見つつ
「これなら大丈夫。」
「これは辛いみたい。」
と判断しながらアヤムゴレン(フライドチキン)ばかりを食べていました。

さて、
今回私たちグループが宿泊したのがここ、ルマクヘリテージホテル。Roemahkoe Heritage Hotel Solo.
ここのホテルがとにかく、最高でした!

何が素晴らしいかってまずはこのアンビアンス。
元々は裕福なバティック商人が住んでいた自宅を8年前、ホテルに改装。
ルマク(Rumahku=My home)という名前そのままのアットホームな雰囲気
そしてこの味わい深い趣は普通のホテルではなかなか出すのが難しいかもしれません。

ここはダイニングルーム。
キャビネットにはオーナー私物の素敵なお皿、カップ&ソーサーや
昔、応接間にあったような古い置き時計が置いてある。
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写真左側に少し見えますか?ガムランが置いてあって、その後ろには秘密の裏扉が。
この裏扉を出ると、何百年も続いている伝統的なバティック生産村
(Kampung Batik Laweyan)に出られます。
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これもまたこのホテルの魅力の1つ。
ホテル自体がソロ、古都の伝統の一部になっていると共に
ソロでバティック探しをするのには最適の立地条件です。

ここはホテル中庭に続く廊下。家具、絵画、写真、とにかくどれもが目を引く素敵さ。
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これは私たちの泊まったお部屋のリビングルーム。
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幸運なことにスイートルームに格安で宿泊することが出来た私たち(涙)。
ホテルに泊まりながら、友人宅に泊まっているような感じで落ち着けて
大型ホテルチェーンとはひと味もふた味も違った魅力が味わえる、そんなホテル。
お陰で初日から、気分は既にソロが王都だった頃にタイムスリップしたのでした。

part1はここまでですが、次回part2ではソロ観光編をお伝えします。
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by unomin | 2011-09-28 02:08 | インドネシア国内旅行 | Comments(4)

インドネシアの現代アートを巡る旅 ジョグジャカルタ

インドネシアの古都、ジョグジャカルタ。
世界遺産のボロブドゥール寺院とプランバナン寺院、そしてバティックは有名ですが
インドネシアのモダンアートでも有名なことを皆さんご存知でしたか?
先日、主人Tの誕生日のお祝いも兼ね、
友人10名とインドネシアンアートを巡る、ジョグジャカルタ週末2泊3日の旅に出かけました。

宿泊したのはジョグジャカルタ郊外、トゥンビ/Tembiにあるd'Omar Hotel。
ライスフィールドが広がる静かなエリアにひっそりと建つこのホテルのオーナーは
アーティストのオーストラリア人男性。
ジャワ建築の建物、家具、調度品、絵画、さすがはアーティストだけあってどれもとても素敵。

夕食の後、みんなでまったりしたリビングルーム。
バリ風とは違った、ジャワのリゾート系コロニアル風がいい。
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リビングからの風景。この池にある睡蓮が夜になるとパーッと花を咲かせた。(熱帯の睡蓮ですねー)
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プールの向こう側が私たちが2人で泊まったお部屋。広いベッドルームに半アウトドアのバスルーム。
広くて清潔でとても快適だった。
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そして面白かったのはこのバスルーム、水道の蛇口から出てくる水。
蛇口のところに
「火山帯にあるホテルなので、硫黄の成分を含んでいます。」の注意書きが。
確かに、すごい硫黄の臭い。
私たちは日本の温泉で慣れているので大丈夫でしたが、
友人たちはこの水でシャワーを浴びることに相当苦労していました。
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初日、夕方にホテルに着いてゆっくり休み、2日目からはアート巡り。
たくさんのギャラリーを訪れる、はずだったのですが
ホテルが快適でゆっくりしすぎてしまった私たちはお昼過ぎからのスタート。
インドネシア風に染まりきる自分たちを再確認。

ともあれ、見てください(↓)。
ジョグジャカルタで現代アート、ギャラリーを巡る為のこんな素晴らしい地図があるのです。
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ジョグジャにはこれだたくさんのギャラリーがあります。
そして作家さんの連絡先を知っていれば、実際彼らの家の訪れて、作品を鑑賞することもできます。

私たちは二手に分かれてギャラリー5軒、作家さんの家を3軒訪れてみました。
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この中で友人のお勧めだったテディーさんというアーティストの作品が気にいった主人T。
Tが彼の作品をいくつか購入してきました。
なかなか面白い作風。
友人曰く、テディーはこれから絶対有名になる、とのこと!乞うご期待です。

これから購入した絵をフレーミングしてみようと思います。これがまた楽しいんですよね!
フレームが出来たら、ブログでご紹介しますね。(良い出来だったら。。)

モダンアートを巡る、ジョグジャカルタでの週末旅行。
これもまた新たなインドネシアを発見した旅、
思いっきりリラックスできたし、とても楽しかった!
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by unomin | 2011-07-07 13:56 | インドネシア国内旅行 | Comments(12)

クラカタウへ

先々週末
ツアーに参加して、クラカタウへ2泊3日で行ってきました。

「クラカタウ」ってみなさんご存知ですか?

ジャカルタのあるジャワ島とその西にあるスマトラ島の間、
スンダ海峡にある火山島群でユネスコ世界遺産に登録されています。
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1883年に歴史に残る超大規模な噴火があって、
 その時の火砕流は海上40kmに達したり
 噴火した山、島は吹き飛ばされて地形が変わってしまったり
 その噴火音は5000キロ離れたアフリカのモーリシャス島近くまで届いたり
 津波がフランスまで届いたり
 噴煙が北半球の平均温度を下げたり
 この年日本で起こった飢饉はこのクラカタウの噴火が原因だという説があったり
 噴火後北半球でみられる夕焼け空の色が変わってしまったり
 これを題材にしたのがムンクの叫びだったり

と、周辺地域だけでなくて世界各地に何らかの影響を及ぼしてしまうほど
大規模な噴火だったのです。

この下の写真はアナッククラカタウ。
1927年、海中で噴火が始まり
それ以来活発に活動しながら大きくなっているこのアナッククラカタウ。
1年に5メートルもの早さで高くなり、現在は海抜400メートルほどの火山。
この写真もよくみると山頂から白い煙が立ちあがっているのが見えると思います。
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夕方になると、雷のような音を立てながら、白煙をともなって噴火。
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そして夜、
満天の星空、南半球の美しい星空と流れ星を楽しんでいたところに2回目の噴火。
その時の写真がこれです。
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2回目の噴火は黒煙を伴って、見えていた星空が全部黒い雲で覆われてしまうほど。
石を焼いたような臭いが辺りに漂った。

次の日の朝、アナッククラカタウを1合目までハイキングする予定だった私たちは
この時点で諦めモード。
この周辺は綺麗なサンゴ礁が広がっているので
明日はシュノーケリングだけ楽しめればいいね、と言いながら就寝。

そして次の日。
朝早起きして散歩をした時も、このように白煙が上がっていたし
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アナッククラカタウ行きは完全に諦めていた。

でも…
一応トライしようと、アナッククラカタウにあるレンジャーズハウスを訪れた私たち。
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するとここのレンジャーさんたちは意外にも
「今なら大丈夫だよ、今すぐ登ってみよう」と言うではないですか!

昨晩噴火していた山を登るなんて、そんなこと、あっていいの?と思いながらも
専門家のレンジャーさんが「今は安全」というのだからそれを信じた私たち。
こんな風にしてアナッククラカタウを登って行きました。
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この下の写真が「今日はこの地点までです」と言ってレンジャーさんが案内してくれた場所からの景色。
頂上がこんなに近くに見える。
表面が白いのは硫黄の成分だそう。
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レンジャーハウスにいたコモドドラゴンのようなオオトカゲ。
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クラカタウの神秘とこの地域のサンゴ礁、美味しいシーフードを堪能した2泊3日の旅。
総勢8名での旅は始終笑いが絶えないとても楽しいもので
また新しいインドネシアを発見でした旅でした。

週末にジャカルタを離れると、気持がリフレッシュして、リセット出来て
とても清々しい気持ちになれますね。
次はどこに行こうかな。
まだまだ行かなければいけない場所がいっぱいです、インドネシア。
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by unomin | 2011-05-31 01:53 | インドネシア国内旅行 | Comments(11)

バドゥイ村へ

インドネシアは知れば知るほどおもしろい国。
17,000以上の島からなる国土。世界第4位の人口は様々な民族から成り
言葉、文化、習慣、宗教もそれぞれ多種多様。

西ジャワバンテン州の山間部に住む少数民族、バドゥイ族ってご存知ですか?

15世紀、イスラム教が浸透してきたこの土地でイスラム教徒になることを拒み
孤立する道を選んだバドゥイ族は当時のままの生活スタイルを維持しています。
お金を使うことも、車に乗ることも、電気を使うこともせず
近代文明を取り入れない、原始的生活を今でも送っています。

ジャカルタから車で西へ約3時間行ったところにあるバドゥイ村
この村に先日主人Tが1泊2日で行って来ました*。
彼からのレポートと写真をご紹介したいと思います。

これがバドゥイ村の集落
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バドゥイにはInner Baduy(内バドゥイ)とOuter Baduy(外バドゥイ)があって
外バドゥイは外との接触が少しはあるものの、
内バドゥイの人たちは完全に鎖国状態で伝統的な生活を厳格に守っている。
これは外バドゥイの集落で、主人Tたちグループがホームステイしたのも外バドゥイ。
内バドゥイは奥深くにあって、見えない。

まるで日本の時代劇を見ているかのような村の風景。
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家事をする母、そして子供たち。
黒装束の外バトゥイと言われるように、男性も女性も常に黒っぽい洋服を身にまとい
バティックも基本的にこの濃青色でこの柄のものを身に着けている。
電気はない。でも外バドゥイの人たちはサンダルは履いても大丈夫。
逆に内バドゥイの人たちは白装束。男性は白いターバンに白いシャツ
濃紺のサロンを巻いている。内バドゥイの女性は…不明。
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この時期ちょうど米の脱穀をする祭りのようなものをやっていたようで
トントンと脱穀する音が夜通し聞こえたそう。
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橋にも文明の利器を使わない。完全に自然のものだけを使って作られている。
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徳島、祖谷にある”かずら橋”もびっくりの、木の蔦で出来た橋。
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主人Tたちはラッキーなことに、内バドゥイの人たちと会えてお話しする機会があったそう。
内バドゥイの人たちの写真はここでは掲載できませんが
これだけはいいかな…
彼らの足。ロードオブサリングス(指輪物語)のホビット族、本物版、現代版です!
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肉厚の大きな足。
車やバスに乗ることはもちろん、靴やサンダルを履くことを許されていない内バドゥイのひとたち
ジャカルタに行商に行くときは、この足で3日間かけて歩きます。
行商では内バドゥイで作られたはちみつやイカットなどを売り、
これで得た収入で不作だった時に米を買う為のお金を貯えているのだそう。

イスラム教徒でもない、ヒンズー教徒でもなく仏教徒でもない、
独自のアミニズムを信仰する彼らは21世紀の物質文明の真隣で
ひっそりと独自の生活スタイルを守り続けている。

こういうウルルン体験、インドネシアでは他でもたくさん出来るんだろうな。
素晴らしいですよね!



*バドゥイ村には専門のガイドさんの案内がないと行くことが出来ません。

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by unomin | 2011-04-06 00:34 | インドネシア国内旅行 | Comments(14)

バンテンへ 写真撮影の旅

先週末
写真家Sさんの写真撮影の旅に同行させて頂きました。
Sさんは
ジャカルタやその近郊の町を訪れて、現地の人たちの写真を撮影。
その土地に再訪して前回訪れた時に撮った写真を現像して本人に手渡すという、
とても素敵な活動を長年に渡ってされています。

今回連れて行って頂いたのはジャカルタから北西に約2時間ほど行ったところにある
バンテンラマという港町。
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16-19世紀にこの土地を統治していたバンテン王国の王都があった場所で、
オランダ統治時代はジャワ交易の中心地のひとつだったとのこと。

今はその栄華を誇った面影は余りなく、素朴なインドネシアの田舎町。
人々の生活は質素で、町の人たちみなが一つ屋根の下で暮らす大きな家族のよう。
みなとにかく明るくて、笑顔に溢れていた。

はにかみながらポーズをとってくれる子供たち。
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Sさんからもらった自分たちの写真に大喜び。私たちの姿を見て走り寄ってくる子供たち。
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今度日本に行きたいの。私を日本に連れて行って、そして写真も撮ってね、
とせがんできた美少女たち。
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線路をまるで自分の庭と思っているかのように、魚の開きを干すおじさん。
ここから50メートルくらい先に駅があって、1日4回電車が通るのですが。。
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生活臭というか、生活感がムンムン漂っているマーケットで魚を売る女性。
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オランダ統治時代に築かれたスピルウィク要塞跡で見た青い空。
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風景ではなく、人の写真をこんなに一度に撮ったのは初めてだった。
インドネシアの新たな一面を知り、カメラを通じて体験できた。
初対面なのにインドネシアの人たちにこんなに近づくことが出来た、と思えた。
Sさんの撮った写真を見せて頂き、
被写体になる人たちとの強いコネクション、そして写真の力強さに感激した。

そんな旅になりました。
またインドネシアの楽しい思い出のページが増えました。
どうもありがとうございました。
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by unomin | 2011-02-01 23:10 | インドネシア国内旅行 | Comments(6)

ジャワの古都 ジョグジャカルタへ

1ヶ月続いたラマダン(断食)月もとうとう明日で終わり。
レバラン(ラマダン明けの大祭)前日の今日
いつものジャカルタの喧騒から想像できないくらいにひっそりと静まり返っている。
ベランダから感じられる空気も澄んでいて、見渡すと山が見える。

レバランのこの時期をジャカルタで過ごすのが初めての我が家。
友達はみないなくてさみしいけれど、静かなジャカルタもいいものです。

そんな中イギリス時代の友人が遊びに来てくれています。
先週末はバリ、そして先々週末はジョグジャカルタで合流し、
週末小旅行を楽しみました。

ジョグジャカルタを訪れるのは初めての私たち。
歴史的遺産めぐりが大好きな私たちなのに、
今の今までとっておいてしまった世界遺産、ボロブドゥール遺跡とプランバナン寺院群。
どちらも迫力があって、遺跡を訪れるときにきまって感じる、
ロマン、そしてあの想像力を刺激される感じが味わえて楽しかった。

プランバナン寺院群
仏教とヒンズー教スタイルが混在しているのが興味深い。
当時この地に2つの宗教が存在していて、
お互い友好的な関係を築いていたのであろうことが窺える。
この頃からインドネシア人はおおらかだったのかな、なんて思う。
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力強いシヴァ神 
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19世紀にラッフルズ卿に発見されるまで1000年もの間密林に埋もれていた
世界最大級の仏教遺跡、ボロブドゥール
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精巧で美しいレリーフ
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以前トルコのローマ帝国遺跡、エフェソスを訪れた際に見たLibraryを思わせる建物がレリーフに。
世界はつながっていたのだということを想像して、ワクワクした。
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遺跡の頂まで上ると、大きな仏塔ストゥーパが。
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そして下界を見下ろす、優雅で美しい仏陀。
山々が見渡せてとても気持ちがよい。
間違いなくパワースポット。心身が解きほぐされるような、ゆったりとした心持になった。
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ボロブドゥールとプランバナン以外にも周囲の小さな寺院を訪れたり
ジョグジャカルタの町にある王宮や市場を訪れたりして過ごした週末2日間。
友人たちと遺跡が作られた大昔のことを想像して、
色々と語り合いながらの遺跡めぐりはとても楽しかった!

また行ってもいいなージョグジャカルタ!
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by unomin | 2010-09-09 16:56 | インドネシア国内旅行 | Comments(8)

エーデルワイスを見に…

みなさん、エーデルワイスってご覧になったことありますか?
ヨーロッパの山に咲く花、エーデルワイス。
サウンドオブミュージックのエーデルワイス。
標高2000m-2900m、石灰質の山々に生息するエーデルワイス。
この花がジャカルタ近郊にある山、グデ山にも咲くらしい!

ということで、
先月半ばの週末、グデ山登頂してきました。
グデ山はジャカルタからプンチャック方面に向かって
約1.5時間のところにある標高2958mの山。富士山と同じく成層火山。

朝5時にジャカルタを出発して、朝7時から登りはじめる。
私たち登山者4名、ガイドさん1名、ポーターさん2名で合計7名のグループ。
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バンドゥンの山々を背に、こんなに美しい野菜畑を進んでいく。
女性たちが朝早くから畑に出て働いている。

初日は天気に恵まれて、すいすいと余裕、とまでは言わないまでも
始めは問題なく、いいペースの山登り。
それもそのはず、荷物のほとんどはポーターさんが持ってくれたから。(vivaインドネシア的山登り)。

初日の目的地はエーデルワイスの咲くアルンアルン(草原)は標高2,750m。
1時間おきに休みは取るものの、やっぱり登りはキツイ。
2,500m地点くらいから残りの標高250mの登り道が一番辛かった。
それでもエーデルワイス見たさに気持ちを奮い立たせ、登り続ける。

登り始めて4時間。2750mに近づき始めたころ「もうそろそろ限界」モードが漂う。
そして周囲の木々の幹が急に細くなる、、と思ったら、急に視界が開けた。
アルンアルンに到着!そしてこれがその風景。
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ここは標高2750m。さすがに雲の流れが早い。
そして澄み切った空気、冷たい風が火照った体に気持ちがいい。

エーデルワイスは、、三分咲きだったけれど
でも小さな白い花弁が今にもぱっと開こうとしている。
花の中央、黄色の花弁も顔をのぞかせている。
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この日はこの広いアルンアルンにある地下水の湧き出る場所の近くでテントを張って一泊。
初めて見るこの高山花に囲まれて大興奮。そしてここまで登りきった達成感でとてもいい気分な私。
この時は、「苦手な登りはもう終わったし、明日は楽勝!」
と思っていたことが大きな間違いだったことに気づいていなかった…

次の日
朝4時に起床して懐中電灯の光を頼りに山頂まで登る。
”ご来光を見ながらブレックファースト”
の計画だったのだけれど、天気が悪くてご来光は見られず。
傷心のまま下山開始。

この下りが、思った以上に辛かった。
途中から雨が降り出して、地面が滑るのでとても難しい。
ポーターさんにほとんどの荷物を持ってもらっているにもかかわらず
背負っている小さなリュックが水を含んだせいか、
登りの時の倍くらいの重さになっているように感じる。
雨が降っているので、休みたくてもゆっくり休めない。
次の日から香港出張が控えていた。絶対怪我出来ない、の思いから緊張があった。
下れども下れどもたどり着けない、焦燥感が襲う。
でも下るしかない。ただひたすら下るしかなかった。
山道に落ちている多くのゴミ、この汚さに、ダウンな気持ちがさらにダウンになった。

山頂からきちんとした休みを取らないまま歩き続けること約5時間半。
最後は雨が大雨になっていて、雷も鳴りだし、ずぶ濡れのまま歩き続けた。
公園事務所で自分たちの車を見た時は、怪我なく無事に帰ってこれたことが嬉しくて涙が出た。
車に乾いた服を念のためにと用意しておいたことがなんて素晴らしい思いつきだったかと感謝だった。

インドネシアの山、初登頂体験、無事終了。
この下山の思い出がトラウマになって
しばらく山登りはやめておこう、と思った私。
雨の登山は過酷です。私には過酷すぎました。。

とは言え、あの初日のアルンアルンに到着した時の達成感。
綺麗な空気をたくさん吸ってエーデルワイスに囲まれた時の感動。
あれはやっぱり、思い切ってグデ山に登頂しようと決心したからこそ味わえた思い。
今思い返すとやっぱりいい体験でした。

でも…
それでもやっぱり山登りはしばらくお休みしようと思っています。
日帰りハイキングくらいが私にはちょうどいいです。
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by unomin | 2010-06-09 01:25 | インドネシア国内旅行 | Comments(10)