UnoMinのインドネシア生活

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カテゴリ:ヘリテージ ソサエティー( 8 )

素敵なお花のある生活

先日swincoさんのチャリティーイベントに参加しました。
ジャカルタで仕入れることのできるお花を使ってブーケを作る教室。

今回で3度目の参加になるのですが、この素晴らしい教室を
日本人だけではなくて違う国籍の駐在員妻の方たちにも楽しんでもらいたいと思い
ヘリテージソサエティーのグループで参加させて頂きました。

Swincoさんが朝ジャカルタの花市場で仕入れるお花はいつもとても素敵。
この日の輸入花はオランダからのピンクとスミレ色のバラ。
ピンク色みの強いすみれ色のバラは表面がベルベットのようなマット感で高貴な美しさを放っている。     淡いピンクのバラはぽてっとしていて可愛らしく、みずみずしい印象。

それ以外は全てインドネシア産のお花たち!
赤いバラ2種類、スプレー菊、そしてインドネシアが誇るオーキッド(蘭)。
毎回全てのお花の色合いがとても素敵なのです。
この日はswincoさん曰く、大人の雰囲気。これをブーケにすると、こうなりました。
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参加者10何名かで同じお花を使っても仕上がりが全く違うから不思議。
配置やスパイラルを作る時の力加減なのでしょうか、面白かったです。

ちなみにこちらはベルギー人の友人作のもの。
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教室の次の日、彼女のお宅にお邪魔して、ダイニングテーブルに飾ってあるところを撮影。
彼女はスパイラルブーケ作りがとっても上手で手際良くてswinco先生もビックリ!
「生活に生花は欠かせないから、ブーケ作りは慣れているのよ」と言っていました。
さすが、ヨーロッパの女性は違います。。

こちらは前回、オアシスを使ってボックスアレンジをした時のもの。
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お花もただ花瓶に入れるだけでなくて
少しアレンジしてあげる、そしてswincoさんのお言葉にもあったのですが
愛情を注いで可愛がってあげると、またより一層素敵な表情をしてくれるものなのですね。

とても楽しい教室でした。ヘリテージソサエティーメンバーの参加者、みな大喜びでした。
swincoさん、どうもありがとうございました!
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by unomin | 2012-12-08 18:17 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(5)

インドネシア料理には欠かせません、ケチャップマニス

サンバルとならんでインドネシア料理には欠かせない調味料、ケチャップマニス。
日本人が和食にお醤油を多用するのと同じように、インドネシア料理にたくさん使われる甘い調味料。
甘くてどろっとしていて、「原材料はいったい何?」「何でできているの?」
と思っていらっしゃる方も多いはず。

このケチャップ(ソース)マニス(甘い)を伝統的方法で作る
家族経営の小さな工場があるとのことで、先日訪れてみました。

ジャカルタ中心部からやや北寄りの華僑エリアの近くにあるこの工場。
「ケチャップマニスってこうやって作られるんだ!」
と、久々の社会科見学は新しい発見と驚きがあって、楽しかったー!
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さて早速、ケチャップマニスがどのように作られているかをご紹介。

1 黒大豆をよく洗い、日陰で3日間置き、天然カビが生えてくるのを待つ(!)。
2 その後天日干しにして乾燥させた後、水とシーソルトと一緒にこの樽に入れ1ヶ月間発酵させる。
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3 発酵が終わったらこの巨大な鍋に移して、低温でじっくり煮る。
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4 ここで黒大豆は濾されて取り除かれる。あくも取り除く。
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5 オーガニックのパームシュガーをシロップ状にして鍋に入れてとろみがでるまで煮る。
6 再度濾してからガーリックやレモングラス、ごま、八角などのハーブやスパイスを入れ低温で煮る。
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7 ハーブ、スパイスを取り除き、冷やしたらケチャップマニス完成!

大型スーパー、その他小売店には卸しておらず
ここの工場に実際に行かないと手に入らないスペシャルなこのケチャップマニス。
製造方法も、使っている材料もすべて見せてもらうことができ、安心して頂ける。

味見をさせてもらうと大型ブランドのものに比べて、こくがあるのにすっきりしている、と思った。
材料にこだわって上質ものを使っていると2代目オーナーの女性が言っていたけれど
そのこだわりが味に出ている。
元々このレシピは初代オーナーだったお母さんのものだとか。

プラスチックの容器は使わずに
(上写真の小さなプラスチック容器は、社会科見学をした私たちへのプレゼント用なので特別らしい。)
ビールの大瓶を再利用した、昔ながらのエコな方法。
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お客さんたちは”マイ瓶”持参で直接この工場に来て、ケチャップマニスを購入。
これしか購入する方法がない。
品質を下げないようにするために、現在の工場のキャパシティーを維持したいのだとか。
華僑にしてはめずらしく商売っ気がないのかも。

ジャカルタの下町でこういった小さな家族経営の工場が地域経済を支えている。
懐かしくて温かい、昭和の雰囲気だった。

ケチャップマニスにシャロットのみじん切りとレモングラス、少しのチリを入れると
これだけでとてもおいしいディップになることが判明。
お肉のグリルや煮込み料理にも使えるし
これからはここのケチャップマニスを安心してたくさん頂くことが出来るのがうれしい!
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by unomin | 2011-04-12 13:51 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(8)

陶器作り挑戦!

ヘリテージソサエティー活動の一環で陶器作りに挑戦してきました。
訪れた先はジャカルタの南、Depokにある、Widiyanto Ceramic Studio。
インドネシアの著名な陶芸家、Widyantoさんの旧宅で
1ヘクタール(=10,000平方メートル)(!)もの大きな敷地にある、緑であふれたオアシスのようなところ。
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敷地内には小さなおうちがたくさん建っているのだけれど
メインの建物はWidyantoさんが実際生活していた場所で、彼の作品が所狭しと飾ってある。
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床にも彼のデザインした陶器のタイルが。
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中には美術館に飾ってあるような大作もあって、100jt (=100万円)なんていう値札が
ついてあるものもある。
「怖い怖い」
壊さないようにしないと。。
(インドネシアではお店で商品を割ったり壊したりすると弁償しなくてはいけない。)

朝、到着して
爽やかなレモングラスのお茶とスナックを頂いて一息つき(←これがゆったりしていて良かった)
素敵なおうちたちやショップを見せてもらった後
いよいよ陶器作りに挑戦。

まずは400グラムのクレイを与えられ
その後、150種類以上はあると思われる”型”コレクションから好きなデザインを選ぶ。
本格的に作るコースではなく、
好みのデザインの型を選んでそれを元に作り
それを自分なりにアレンジしたり、組み合わせたりするだけのお気楽、お手軽陶器作り。
この程度で十分、ととても楽しめる内容だった。

これがわがグループの皆さんの力作たち。
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そしてこれが私のもの。
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大きなリーフのお皿はあえてフラットにしてみた。
この蝶たちはちょっと立体的にして動きを出してみたのだけれどうまく焼きあがるかな。。
これは箸置にするつもりです。

最後に好きな色を選んで、後は待つだけ。
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これから1週間、乾かして、釉薬をかけて焼いてくれて、2-3週間後に仕上がるらしい。
仕上がりはどうなるかな、楽しみ~!

約1時間に及ぶ陶器作りを終えた後は
素敵なオープンエアのジャワ建築で出来たレストランで
とびきり美味しいインドネシア料理(ジャワ料理)を皆で頂いて、ツアー終了。
15名が参加するツアーで、朝のお茶とランチ込み、
陶器作りに使用した材料等すべて込みで23万ルピア(2300円)でした。

まるでバリにいるかのようなpeacefulな環境の中で
Widiyantoさんの素敵な作品を拝見し
ジャワ建築を見ることができ
みんなで楽しい陶器作りをし
美味しくてヘルシーなインドネシア料理を頂き
さらに、自分で作った陶器がもらえてしまう。

ジャカルタからは2時間ほどかかって、少し遠い場所にあるけれど
素敵な朝の過ごせるこのWidiyanto Ceramic Studioの陶器制作ツアー、
とても気に入りました。おススメです!
4名、朝食込み、1泊1万円で宿泊してこの敷地を独り占めすることも出来るらしいです。
これもひかれる…

Widiyanto Ceramic Studio
Jl. Curug Agung No. 1 Tanah Baru, Beji Depok, 15428
Tel: 021-775-7685 / 021-775-7686
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by unomin | 2011-02-17 00:39 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(6)

インドネシアのセレブシェフ宅での料理教室

先週
ヘリテージソサエティーの活動で
インドネシアのセレブシェフと言われている、ペティー エリオットさん宅にお邪魔して
バリ料理、そしてインドネシアのスパイスについて学んできました。

クリスマス一色で素敵なセッティングのお宅。
コーヒーと紅茶、とびきり美味しい手作りフレッシュフルーツのジュース3種
そして旦那様が英国人ということもあり、手作りしたのよ、と仰っていた
アイシングたっぷりのイギリスのクリスマスケーキで出迎えて頂きました。
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こちらが渡されたこの日のプログラム。
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美味しいケーキとコーヒーを頂いた後、
まずはインドネシアのハーブとスパイスについての講習が始まりました。
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さすがはスパイスアイランドと言われたインドネシア。
インドネシア原産のスパイス・ハーブのナツメグ、クローブ(丁子)、スターアニスをはじめ
胡椒、レモングラス、生姜も普通のものと、ワイルドジンジャー、赤ジンジャーと3種類
各種チリ、白にんにく、赤にんにく、タマリンド、インドネシアバジル
インドネシア料理に良く使われる、生のターメリック(うこん)… と多種多様。
珍しいところでは、このシャロットの右上隣にある黒い長い棒状のもの、
そう、これ、何だか分かりますか?
Long Pepper/ロングペッパーと言われる胡椒よりもより強い風味を持ったスパイス。
私は知らなかったのですが、日本語でヒハツと呼ばれているそう。
インドネシア原産で、これも上記のスパイス、ハーブと同様に昔から
生薬(ジャムー)として使われてきたもののようです。
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これらのハーブとスパイスを全て今日の料理で使用予定。
モータールとペストルと呼ばれる、乳棒と乳鉢ですりつぶしてペースト状にしました。

インドネシア原産、そしてインドネシアで栽培されているハーブ&スパイスをもとに作る、
ペティーさんのモダンバリ料理。
インドネシア料理は化学調味料を使うことが多い、というイメージだったけれど
今回のように自然のハーブやスパイスだけで作る料理を習うことが出来るなんて!
なんて嬉しい。

デザートを含め、贅沢にも5つものレシピを教えて頂いちゃいました。
その習った5皿は

・Pan fried Prawn with sambal matah
・Fragrant roasted Chicken with spices and herbs in banana leaves
・Fragrant yellow rice
・Green vegetables with corn and chillies paste
・Sticky rice pudding with coconut cream and cinnamon palm sugar
 served with sliced mango.
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ペティーさんが作るところをこんな形で見学させてもらった私たち。
この上の写真は最初のお料理、ブラックタイガーを焼いて
上記のスパイス&ハーブで作ったサンバルソースをかけて頂くお料理が仕上がったところ。

作り方を見せて頂いた後は出席者15名全員が着席して、全てのお料理を賞味しながらのランチ。
ペティーさんが作っている間は裏の台所でお手伝いさん数名がフル回転で
私たち一人ひとりの分を作っていてくれたのです。

そしてその一皿一皿の美味しかったことと言ったら。。
基本的に海老、チキンは同じハーブ&スパイスを使用していたので
どうかな?と思ったのだけれど、
海老は冷製のハーブ&スパイスソース(火を通していない)
チキンの方は低温オーブンで2時間も蒸し焼きにしたハーブ&スパイス
だったので、風味が全然違くて、飽きなかった。どれもやさしい味で
たくさんの種類のハーブ&スパイスから作られる芳醇さそしてまろやかさが素晴らしくて
本当に美味しかった。

ということで昨晩、
お魚が食べたいという主人Tの為、大きなゴルフコンペで優勝したTの為にと
チキンのレシピを白身魚、スズキに変えて家で作ってみたところ、、
これが美味しい!!
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スーパーでこのスパイスセットが買えたので便利だった。
この料理、少しココナッツミルクが入っているからか
アジア料理のすっきりさの中に濃厚さもあって、
まるで自分でフレンチのような難しい料理を作ってしまったそんな感じでした。

レシピがほしい人?
この指とーまれ!
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by unomin | 2010-12-13 20:46 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(4)

インドネシアのテキスタイルを勉強中 2

さて前回の手書きバティック教室に続き
ヘリテージソサエティーでのテキスタイル勉強についてご紹介。

手書きバティック教室の翌週
中央ジャカルタにある、テキスタイルミュージアムに行ってきました。
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この時ちょうど東ジャワに浮かぶ小さな島、マドゥーラ島で作られる
マドゥーラバティックの特別展示会をやっていて
ガイドさんの説明を受けながら、この世界を堪能。

マドゥーラバティックは今でも手書きのバティック制作がほとんどで
色彩豊かで染めも何度も繰り返すので、制作期間がとても長く、高価なのだとか。
そして天然素材の染料を使って制作しているバティックもまだ多く
この写真はその色の素となる、葉や木の幹、パームシュガーなどの展示コーナー。
これらで布地を赤、黄、緑、青に染めていく。
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この下のマドゥーラバティックは
クリーム地に朱を帯びた赤、これにインディゴブルーが加わった
マドゥーラバティックならではの色合い。
前週私たちが試した、伝統的な蝋づけ道具、チャンティンを用いて
フリーハンドで大胆に描かれた、鳥、草花。
マドゥーラバティックの特徴が全部つまった作品。
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マドゥーラバティックはこのインディゴブルー、藍色のものも有名。
この孔雀、ピーコック柄もよく見かけました。
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前週の手書きバティック体験、チャンティンでの蝋けつ作業が
いかに大変で難しいかということを体験した私たちは、
これらの美しい手書きバティックの
線の均一さ、繊細さ、太いところと細いところのメリハリ…などなど
とにかく圧巻の出来にただただ感動。有り難味もひとしお。

こういった美しい伝統技術が今後も継承されていくこと
作り手たちの技術が大切に守られていくことを切に願う私たち。

インドネシアバティックがユネスコ世界無形文化遺産に登録されて1年。
奥が深いバティックの世界。
まだまだ続くこのスタディーグループの今後の活動がとても楽しみな私です。


*今回の写真もグループのメンバーKataさんから頂きました。
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by unomin | 2010-11-09 12:41 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(4)

インドネシアのテキスタイルを勉強中

今年も残すところあと2ヶ月になりました。皆さんお元気ですか?
雨季と乾季しかない常夏のジャカルタでは、四季を感じることができないからか
1年経つのがとても早く感じられます。

所属しているヘリテージソサエティーの活動が先月から本格的に始まりました。
今年は前期のエクスプローラーグループ(ジャカルタ近郊を探検するグループ)の活動に加え
テキスタイルグループ、インドネシアのバティックやイカット、バリのソンケットなどを
少し真剣に学ぶグループに入りました。
主人の契約期間が延び、インドネシア滞在が延びたので
これを機にインドネシアの文化をもっとたくさん学びたいと意欲を燃やしています。

先週の第1回目の活動で手書き、蝋染めのバティックを実際に作る体験教室へ行ってきました。
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手書きの蝋染めバティック。
伝統的な方法でのバティック作りは想像していたよりもはるかに大変。

とにかく根気が必要な緻密な作業。
長時間姿勢を一定に保たないといけないので肩が凝る。
細い銅線の管から蝋を出すこの道具、チャンティンからアツアツの蝋を均等に出すのがとにかく難しい。
と、「この仕事は私たちには一生かかっても無理ねー」というのが全員一致の意見だった。

それでも全員何とか書き終えてホッと一息ついたら、
「布の裏側も同じように書いてね」
と先生に言われ途方に暮れそうになった私たち。
「…」

それでも歯を食いしばって何とか書き上げ、
手書き蝋染めバティック作成を初体験終了。
疲れすぎて、綺麗に仕上げることよりも、早く終わらすこと優先で最後はちょっと投げやりに…
(この写真に写っている友人はとても上手だった。)

さて次のステップ。
蝋で書き終えると、スタッフの方が”染め”をしてくれる。
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伝統的には自然の植物からの天然染料を使うのだけれど
ここでは現在主流になっている化学染料による”染め”を。
赤、青、黄色から選べて、グループほぼ全員が赤を選択。
染料液に浸して、色をしみこませたら、沸騰しているお湯で煮て蝋を取る。
蝋がある部分だけ染まらないので、模様が浮き上がるようになっています。
そしてそれがこれです。
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みなそれぞれに個性的。
これらはスピーディーに終えた友人たちのもので
わたしの分はノロマだったのでここにはなし。
ノロマなのに、仕上がりは「…」な私の手書きバティック。
悲しい仕上がりなので写真をご紹介できません。。すみません。

伝統的な手法で行われる手書きのバティック作成が如何に大変で、
長い時間がかかり、熟練した職人さんしか出来ない巧みな技を必要とするものなのかが
よーく分かった私たち。
今回のように1色だけでもこんなに大変だったのに…
ここで私たちも実体験したことで、手書きのバティックの有り難味を今後より深く感じることができそうです。


*今回写真はグループのメンバーKataさんから頂きました。
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by unomin | 2010-11-05 14:26 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(11)

ジャカルタのジェムストーンマーケット

先月
ここでもご紹介したヘリテージソサエティーの活動の一環で
ジャカルタにあるジェムストーンマーケット、
パサール ラワベニング/Pasar Rawabeningに行ってきました。

1年ほど前に一度行ったことがあるこのマーケット、
新しくなった新生ジェムストーンマーケットへ行くのは初めて。
以前のトラディッショナルなアウトドアマーケットのスタイル、
そしてちょっと汚くて狭くて雑然とした雰囲気から一転、
ショッピングモールのような大きな建物内に移転したこのジェムストーンマーケット。
私たちのような買い物客にとっては雨や足元の土を気にしなくていいし
スペースにも余裕ができたし少し快適になったものの、
どこかその古い雰囲気、キャラクターを失ってしまって、私的にはちょっと残念。

でも大きな建物に移動したといっても、ベンダーさんたちは前と同じ。
以前のような活気は健在。
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そしてこのマーケットの見所、
ジェムストーンをカット、研磨する工房ももちろん、マーケット内にある。
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今回のジェムストーンマーケットツアー、
ガイドさんを依頼して
このマーケットのこと、そしてどんな石が売っているのか等を説明してもらった。

ここは天然石と人工石とで別れて売られていて好感が持てるベンダーさん。
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天然石は長い時間を経て生成された希少価値のあるジェムストーン。
人工石/シンセティックストーンは天然石と同じ成分と構造を人工的に育成したストーン。
シンセティックと倦厭されるけれど、実は同じ成分で出来ているのです。
インクルージョン(不純物)がないので、色も輝きも鮮やかなシンセティックストーン。
それに比べて天然石はルーペでよく見ると
不純物を内包していたり、少し傷がついていたりして
天然石らしい、自然の生み出したものならではの味がある。

ジュエリー業界に身を置く私。
専門的な話になってしまうと長くなってしまうので多くは書きませんが
このマーケットで売られているジェムストーンを総合して言えるのは
残念ながら質がそんなに高くないということ。
貴石(ルビー サファイア エメラルド)、半貴石(ガーネット、アメシスト、トパーズ等の天然石)ともに。

これは憶測だけれど、
ワールドマーケットで出回る前にふるいにかけられてしまったストーンたちがここに流れてくる様子。
世界で出回る質の高いジェムストーンはジューイッシュや中華系の人たちがコントロールしていて
こういったマーケットでは見ることができないのだと思う。
このジェムストーンマーケットは出来てから20年という歳月の中で今の状態に落ち着いて
これで需要と供給のバランスが保たれているのだと思う。

ルビー、サファイア、エメラルド、水晶系のアメシストやシトリン、そしてトパーズ
インドネシア産のオパール、めのう、そして淡水パールと幅広くある。
これらがかなり安値で売られている。質は高くないけれど、値段も安い。
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もし好きなストーンがあって、欲しいものが決まっていたら
そしてそれをジュエリーに加工してくれるショップを知っていれば
なかなか使える場所だと思う、このジェムストーンマーケット。
ガイドのドイツ人男性が
ジュエリーの加工はプラザインドネシアにあるショップで、と言っていたのだけれど
最後バタバタして詳細を聞き逃してしまった。。(←自力で探します!)

最後にここで買い物する際のポイントと自分勝手な感想を。
- まずは天然石か人工石か、はたまた人造(模造(オパールでよくある))かをベンダーさんに確認。
 こちらが何も聞かなければあちらも不都合なことは話さない。
 でも聞かれれば、きちんと答えてくれるベンダーがほとんどだと思った。
- 原産地を確認すると面白い。この石はどこから来たのか。
- 上の2つのステップを踏んでから値段交渉がいいと思う。
 値段を聞いて最初からそんなに不当な値段を言うベンダーさんはほとんどいなかった。
 このマーケットでの値段交渉はそんなに大変ではないと思った。

また新たなジャカルタを発見した一日。マーケットはやっぱり面白いです。

PS-
今回の日記、何だか仕事のレポートみたいになってしまって
読み辛かったと思います、どうもすみません…
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by unomin | 2010-04-23 14:10 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(6)

ワヤン鑑賞 Wayang Orang Bharta

最後の1年になるかもしれない私たちのジャカルタ生活。
もっとインドネシアのことを知りたいという思いで
今月頭から入会してみました、
インドネシアンヘリテージソサエティー/Indonesian Heritage Society。

主にExpat(駐在員)の妻たちで構成されるこのクラブは
今年で40周年を迎えてインドネシアの歴史や文化を学ぶ事を中心に様々な活動をしている。

その中のエクスプローラ/Exploreは1グループが20名位で構成されていて
(現在Heritage Societyには8グループあるらしい)
グループ単位で色々な場所を、その言葉通りに、Explore(探検)している。
ジャカルタ市内、あるいは近郊にある
美術館、ギャラリー、アトリエ、工場、パサール(市場)、ティープランテーション…
などなど。

今日の午前中、
今年に入ってから初の全Exploreグループ合同の催しがありました。
Exploreのメンバー130名が集まって
インドネシアの伝統劇、ワヤン オラン バラタ/Wayang Orang Bharta鑑賞会。

Wayang Orangはヒンドゥー教の神話マハーバーラタ、ラーマヤナの影響を受けた、舞踊劇。
ガムランの生演奏にあわせて進行していき
さらに英語の字幕までついていてインドネシアンオペラ、といったところ。
衣装も色とりどりで美しく、パワフルでしなやかなジャワダンス、美しいガムランの調べ
大昔のジャワ島を舞台にした神秘的なストーリー。
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こんなに美しい伝統芸能、ワヤンオランが現在、
経済的理由から存続の危機に立たされているとのこと。
これを知ったHeritage Societyがチャリティー目的でこの鑑賞会を企画。
ワヤンオランを楽しみながら、同時に劇団存続の手助けが少しでも出来たらと
チケット代の半額を劇団に寄付しました。

130人も集まって今日の劇場はヘリテージソサエティーの貸切。
特別に上演の前に舞台裏を見学させてもらえることに。
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たくさんある舞台裏部屋では劇団員さんたちが快く迎え入れてくれました。

インドネシアの伝統芸術に触れた有意義な時間。
舞台劇を見るなんてロンドン生活以来(涙)。
これからはヘリテージソサエティーを通してこういった機会が増えていくといいな。


さて入会したばかりのヘリテージソサエティー、
既にたくさんの素晴らしい出会いがあって、ジャカルタ生活もまた新たな世界が開けた感じ。
今後私たちのグループは面白そうな探検プランをいろいろ企画中。
その様子はまたこのブログでご紹介していこうと思います!
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by unomin | 2010-02-17 17:45 | ヘリテージ ソサエティー | Comments(2)