UnoMinのインドネシア生活

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秋の日本 東北へ

日本滞在中、主人の仕事の関係と親戚を訪ねるため、岩手県の釜石市を訪れました。
東京から新幹線で新花巻まで行き、そこから駅レンタカーをして釜石へ。
美しい紅葉の山々を潜り抜け、平地が開けてくると釜石市内到着。
新花巻駅からは1時間15分くらいの距離だった。

町の中心の方に入って行き、そして海岸線に近づくにつれて
津波の爪痕がまだ痛々しく残っている。。
これは釜石から北方面に少し行ったところにある、親戚の住居があった箱崎半島。
美しい山々に囲まれて、海が臨め、本当にきれいな場所だったんだろうな、という事が分かる。
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未だ残る瓦礫と紅葉した山々が不思議なコントラスト。。
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この石碑には震災の後、津波が来る、と書いてある。昭和8年建立。
昔の人が津波を経験してそれを次の世代に伝えるため、建てたものと思われる。
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復興の状況を確認するため、釜石市内にある復興庁、県庁、市役所をそれぞれ訪れた。
インタビューをしながら、一筋縄ではいかない復興、それに奮闘する職員の方々の姿を垣間見て
同じ日本人として頭の下がる思いだった。
復興が遅れているという指摘があるようだけれど
この地域が山がちで平地が少ないため山を切り開く必要があること
地盤沈下が激しく、人工埋立地を整備するのにかなりの時間を要するのだということを学んだ。
1つ1つ課題を乗り越えながら、限られた人員の中で日々努力を続ける方たちを見て
「私たちも何かができないだろうか。」そんなことばかりを考えていた。

世界三大漁港である三陸海岸、その一部である釜石。
例えば、ここの素晴らしい海の幸を日本各地に配達するサービスを作り上げて
日本各地の人たちにここの海の幸の素晴らしさ、美味しさをもっと知って味わってもらう。
そのことでこの地域の漁業に再び活気が戻ってくるようになって欲しい。
既にこのサービスは行われているみたいだけれど、規模的にはまだ小さいよう。
量的にも、種類的にももっと拡大して都市部と
そして全国とつなぐ配送サービスを確立することができたら。。需要は絶対にあるはず。


インタビューし終えた私たちは釜石から陸前高田まで南下し、そこから内陸の方へ向かう。
その日の夜は新幹線駅のある、一ノ関駅近くのホテルに宿泊。

次の日は観光。まず達谷磐を訪れ、そして世界遺産の毛越寺、中尊寺金色堂へ。
紅葉と美しい日本の建築、庭園、空間美に酔いしれてしまった。
こちらは達谷磐。
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そして毛越寺。
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赤から黄色まで、何次元にも広がっているような立体的なグラデーション。
時には蛍光色のように光り輝く色を放っているモミジもある。
木々はどうして一様ではなくて、それぞれに違った個性豊かな色を出すんだろう。
まるで私が一番綺麗でしょう、と主張しているよう。
美女コンテストを見ているような、そんな感じがした。
そして中尊寺金色堂。
すごいパワーを感じる。参道を歩いてそれだけで身も心も浄化されていく気がした。
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中尊寺
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金色堂は残念ながら写真撮影禁止。でも金色堂出たところの見事な紅葉はパシャリ。
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中尊寺近くのレストランで、岩手県特産の和牛の食べ比べをしてみた。
こちらが「岩手南牛」
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こちらが日本一の「前沢牛」。
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どちらも霜が降ってて同じぐらいの厚み。でも値段は前沢牛の方が3倍位する。
そしてそのお味は。。

前沢牛はこれだけ脂がのっているのに、すっきりした味わいと
舌の上でとろける贅沢感が味わえる。とにかく上品という印象。
一方岩手南牛は肉らしい旨みに溢れていて、脂に味がある。すっきり感もある。
うーん、味わいは全然違うけれど、それぞれに相当美味しい。

でもコストパフォーマンス的には…岩手南牛の方が高いかな。
ジャカルタでよく食べている、オーストラリア産和牛を食べ慣れている私は
舌が肥えていない…?
やっぱり日本の和牛は格が違います。

いろいろな体験をした東北旅行、2泊3日。
釜石市のホテル稼働率は震災前の70%までに回復してきているそう。
新幹線駅、新花巻からもそんなに遠くないので、
ぜひ多くの人に訪れて頂き、地元の特産品を買って食べて頂いて
地域復興の力添えをして頂ければと思います。

ちなみに、、私たちの泊まったホテルは釜石港に建つ、陸中海岸グランドホテル。
津波で2階までが被害を受けたけれど、
修復・新しくして私たちが泊まる前の週にオープンしたばかり。
お料理もとても豪華でした。
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あと滞在中2度も行ってしまった、釜石駅前のまんぷく食堂。
ここは親戚が教えてくれたとっておきの場所。
ここのいくら丼が。。
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塩みが穏やかな、しょうゆ漬けのいくら。脂がのっていて濃厚な味わい。
旬ですねー 言葉にできないくらい美味しかった。
夏はウニが美味しいんです。ワカメもホタテも東京で食べられるものとは違う美味しさなのです。

東北旅行、いろいろな意味で今回の一時帰国中に実現できて本当に良かった。
釜石の海の幸、遠隔地にいながら上のサービスを立ち上げられる手段、ないかな。。
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by unomin | 2012-12-05 00:00 | ひとりごと | Comments(0)