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UnoMinのインドネシア生活

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ジャカルタで骨折

皆さん、ご無沙汰しています。
早いものでもう9月!
ついこの間1年を折り返したと思ったら、
もう2012年も後半に入ってしまっただなんて。
四季の移り変わりを感じないと、時の経つのが本当に早く感じます。

ここ2,3カ月はジャカルタで盲腸の手術をすることになったり
日本に帰省していたり
そして旦那さんTが右手首を骨折してしまったり
壮絶というか、災難続きと言うか、目まぐるしい日々でした。

さて今回はジャカルタで骨折をしたら大変!というお話です。

6月半ば、運動中に旦那さんが右手首を骨折してしまいました。
怪我をしたのが日曜日の夕方。
猛スピードでジャカルタ市内に戻る車内(運転手さんがすごく頑張ってくれた)、
右手が変な角度で曲がってしまい、痛みに耐えている旦那さんを横にして
どの病院に行けばよいのか、頭の中にあるありったけの情報を総動員して考える。
何人かの友達に聞いてもみな違う答え。整体師に行けというアドバイスもある…
「どうしよう。。」

日曜日の夕方、病院は緊急での対応のみ。
わからない… 
でももうここしかない!
と向かったのは日系のTクリニック。今まで4年間一度も行ったことがなかったけれど
この緊急にはやっぱり日系しかない、ということで行ってみることに。

日曜日の夜なのに日本語堪能な看護師さんたちが複数。丁寧に対応してくれる。
簡単な診察後、このクリニックの紹介で近くにある大きなSS病院へ。

「確かこの病院は主人Tが勤務する国際機関でも推奨する病院になっていたはず。」
「よかった。これで助かった。」

緊急待合室のベッドで待つように指示される。
待てど暮らせどお医者さんが来ない… そうこうしているうちに1時間半が経過。
…そしてやっと来てくれた整形外科の先生。日曜日の夜に呼び出してごめんなさい。

診察してもらった結果、
曲がった骨を元の位置に戻す整形手術が必要とのこと。
全身麻酔と局部麻酔、どちらがいい?と聞かれ、痛みに弱い主人Tは迷わず全身麻酔を選択。

その後、また待合室のベットで待つようにとの指示。
疲れた。。時計の針はもう夜の9時を回っている。骨折してから4時間が経過している。
ここからまた更に1時間ほど待ち、やっと麻酔の先生到着。
夜の10時から全身麻酔での手術開始。

誰もいない薄暗い病院。手術室の外で待つ私。
誰もいないのにクーラーだけは強くて凍えるように寒い。
車から持ってきたブランケットに包まって、
眠りに入ったところで手術室が開いた。夜11時半になっていた。

整形は無事に終わったとの事。ギブス姿が痛々しくて可哀想だけれど元気そうなT。
先生たちも
「きちんとできたからもう大丈夫だよ、安心して」と言ってくれる。

どうなるかと思ったけれど、何とかなって良かった。
すごく時間がかかったけれど、日曜日で緊急対応だし、仕方がない。
「ジャカルタ、やるじゃん!」
と思いながら家路につき、家に着いたときは深夜0時を少し回っていました。

ここまでは良かったのです。
この時、
私たちはこれが問題が起こる序奏曲だったことに、全く気が付かなかったのでした。


続く…
by unomin | 2012-09-04 18:31 | ジャカルタ 日々の出来事