UnoMinのインドネシア生活

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エーデルワイスを見に…

みなさん、エーデルワイスってご覧になったことありますか?
ヨーロッパの山に咲く花、エーデルワイス。
サウンドオブミュージックのエーデルワイス。
標高2000m-2900m、石灰質の山々に生息するエーデルワイス。
この花がジャカルタ近郊にある山、グデ山にも咲くらしい!

ということで、
先月半ばの週末、グデ山登頂してきました。
グデ山はジャカルタからプンチャック方面に向かって
約1.5時間のところにある標高2958mの山。富士山と同じく成層火山。

朝5時にジャカルタを出発して、朝7時から登りはじめる。
私たち登山者4名、ガイドさん1名、ポーターさん2名で合計7名のグループ。
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バンドゥンの山々を背に、こんなに美しい野菜畑を進んでいく。
女性たちが朝早くから畑に出て働いている。

初日は天気に恵まれて、すいすいと余裕、とまでは言わないまでも
始めは問題なく、いいペースの山登り。
それもそのはず、荷物のほとんどはポーターさんが持ってくれたから。(vivaインドネシア的山登り)。

初日の目的地はエーデルワイスの咲くアルンアルン(草原)は標高2,750m。
1時間おきに休みは取るものの、やっぱり登りはキツイ。
2,500m地点くらいから残りの標高250mの登り道が一番辛かった。
それでもエーデルワイス見たさに気持ちを奮い立たせ、登り続ける。

登り始めて4時間。2750mに近づき始めたころ「もうそろそろ限界」モードが漂う。
そして周囲の木々の幹が急に細くなる、、と思ったら、急に視界が開けた。
アルンアルンに到着!そしてこれがその風景。
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ここは標高2750m。さすがに雲の流れが早い。
そして澄み切った空気、冷たい風が火照った体に気持ちがいい。

エーデルワイスは、、三分咲きだったけれど
でも小さな白い花弁が今にもぱっと開こうとしている。
花の中央、黄色の花弁も顔をのぞかせている。
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この日はこの広いアルンアルンにある地下水の湧き出る場所の近くでテントを張って一泊。
初めて見るこの高山花に囲まれて大興奮。そしてここまで登りきった達成感でとてもいい気分な私。
この時は、「苦手な登りはもう終わったし、明日は楽勝!」
と思っていたことが大きな間違いだったことに気づいていなかった…

次の日
朝4時に起床して懐中電灯の光を頼りに山頂まで登る。
”ご来光を見ながらブレックファースト”
の計画だったのだけれど、天気が悪くてご来光は見られず。
傷心のまま下山開始。

この下りが、思った以上に辛かった。
途中から雨が降り出して、地面が滑るのでとても難しい。
ポーターさんにほとんどの荷物を持ってもらっているにもかかわらず
背負っている小さなリュックが水を含んだせいか、
登りの時の倍くらいの重さになっているように感じる。
雨が降っているので、休みたくてもゆっくり休めない。
次の日から香港出張が控えていた。絶対怪我出来ない、の思いから緊張があった。
下れども下れどもたどり着けない、焦燥感が襲う。
でも下るしかない。ただひたすら下るしかなかった。
山道に落ちている多くのゴミ、この汚さに、ダウンな気持ちがさらにダウンになった。

山頂からきちんとした休みを取らないまま歩き続けること約5時間半。
最後は雨が大雨になっていて、雷も鳴りだし、ずぶ濡れのまま歩き続けた。
公園事務所で自分たちの車を見た時は、怪我なく無事に帰ってこれたことが嬉しくて涙が出た。
車に乾いた服を念のためにと用意しておいたことがなんて素晴らしい思いつきだったかと感謝だった。

インドネシアの山、初登頂体験、無事終了。
この下山の思い出がトラウマになって
しばらく山登りはやめておこう、と思った私。
雨の登山は過酷です。私には過酷すぎました。。

とは言え、あの初日のアルンアルンに到着した時の達成感。
綺麗な空気をたくさん吸ってエーデルワイスに囲まれた時の感動。
あれはやっぱり、思い切ってグデ山に登頂しようと決心したからこそ味わえた思い。
今思い返すとやっぱりいい体験でした。

でも…
それでもやっぱり山登りはしばらくお休みしようと思っています。
日帰りハイキングくらいが私にはちょうどいいです。
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by unomin | 2010-06-09 01:25 | インドネシア国内旅行 | Comments(10)
Commented by 梅干 at 2010-06-09 06:43 x
すごい!富士登山と同じ、あるはそれ以上に大変そう!それでもエーデルワイスはきれいだね。暑いインドネシアの気候のなかにあるオアシス的花。翌日の香港出張に疲れが響かなかったことを祈ってます!
Commented by unomin at 2010-06-09 22:16
本当に、オアシス的花ですよね、エーデルワイス、素敵だった。よく見ると高原の風と寒さから守るために花と葉の表面が白い毛で覆われているのですよ。
標高2700mはやっぱり寒くて、夜は10度以下でした。

翌日からの香港、筋肉痛でもう大変。そろーりそろーりとしか歩けないのです。階段とか普段何でもない段差とかが一番つらかった。
歩くのが遅い怪しい日本人でした。。
Commented by HANA at 2010-06-09 22:37 x
うわあ、山登り素敵!
たしかに私も富士山に登ったときは上りのきつさもさることながら、下りがしんどくて参りました。
歌にはきくエーデルワイス、unominさんのおかげではじめて写真でみることができました。山頂で見ることができたなんて、素晴らしい。
香港出張にさわりはなかったでしょうか。お疲れ様です!!
Commented by タカチ at 2010-06-10 05:12 x
この写真をフェイスブックで見た時は旦那さんがヨーロッパに出張に行ったのかな~?なんて一瞬思ったけれど、他の写真からヨーロッパではないと気がつきました。(Pの携帯で写真だけ見せてもらったの。文章も書いてあったんだろうけれど、読んでなかったので)
インドネシアでエーデルワイスが見れるんだねー!しかも、低木なんだね。
昔皆で大晦日高尾山行った時に、UnoMinの旦那さん兄弟が下りをヒョイヒョイ下って行くのを見て「すごいなー、運動神経良いなー」って思ったのを思い出しました。私は山登り好きだけど、山下りは苦手。
雨の中相当危険な山道だったんだろうね。
それにしても次の日に香港出張だったとは!すごいハードスケジュールだったね。


Commented by unomin at 2010-06-11 14:18
HANAさん
こんにちは!ご無沙汰しています、お元気ですか?
コメントありがとうございます!!
山登りは今まで上りがつらくて下りは楽ちん、なんて思っていたのですがそれは大きな間違いでした。。
エーデルワイス、高貴な雰囲気が漂う不思議な魅力のある花でした。
このあいだWikiしてみたら、エーデルワイスってドイツ語で高貴な白という意味なんですって。なるほど納得です。
次の日は朝4時起きで6時発の飛行機に乗って香港へ。
そのまま夜まで仕事をして、ヘトヘトでした。。香港滞在中ずっと疲れを
引きずったままで、出張前の過酷な活動はやめようと心に誓いました。。
Hanaさん、どうぞお元気で!!
Commented by unomin at 2010-06-11 14:24
タカチさん
そうなの、インドネシアで高山に咲くエーデルワイスが見られるんだよ。
でももしかしたらヨーロッパで咲くものと種類が違うのかもしれない??
大晦日の高尾山、懐かしいなー 楽しかったね。
T&Hは動物の鳴き声のまねをしながらすいすいと下ってたよね。
今回も私は荷物をポーターさんに持ってもらったのだけれど
Tは一人ですごく重い荷物を担いでいたから、私以上に大変だったはずなのに、私がいつも助けられる方でした。。
うん、次の日からはまたハードスケジュールで
体が疲れすぎて復帰するのにすごい時間がかかったよ。疲れを引きずってしまう年頃になりました。
Commented by Jaso at 2010-06-12 01:39 x
どうも、ご無沙汰しております。
山登りはお金もらっても嫌な私ですが、こう見えて植物が好きなんで、こういった写真は心和みます。
高山植物って派手さはないですが、可憐で可愛いものが多いですね。
思わず、エ~デルワ~イス♪エ~デルワ~イス♪って口ずさんでしまいましたよ。
Commented by リカリカ at 2010-06-12 08:45 x
ひさしぶり!お元気ですか。
私もエーデルワイス大好き。高山植物って良いよね。
植物が育ちにくい環境で、タフに可憐に咲く高山植物って綺麗だと思う。特に自分で山を登って、見る花は特に素晴らしいよね。
インドネシアにエーデルワイスが咲くなんて想像しにくいからこそ、見る価値があるのかもね。
Commented by unomin at 2010-06-14 10:47
Jasoさん
こんにちは。コメントありがとうございます!
仰るとおりですよね、高原植物って派手さはないのですが
小ぶりでかわいくて、色も淡くて、私も大好きです。
このエーデルワイスはそれにプラスして高貴な雰囲気でした。
オーストラリアとスイスの国花、というのもうなずけます。
私もこのアルンアルンを歩いている間ずっと
エーデルワーイス エーデルワーイス ってハミングしていました~♪
Commented by unomin at 2010-06-14 10:59
リカリカ
お久しぶり!うん、元気にしています。ありがとう!
エーデルワイス本当に素敵だった。
どこでも育つわけではなく、いろいろな条件を満たして始めて
生育するこの植物、その高貴な姿を見た時は、大変な思いをして
山登りして良かったって心から思ったよ。
インドネシアでもさすがに標高2750メートルでは寒かったの。風も強かったし、こんなに過酷な環境の土地に正しく”華”を添えてくれていて、
ありがとう、って思ったよ!