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UnoMinのインドネシア生活

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インドネシアで温泉!初体験

先週末
ボゴール、セントゥールに程近い、パンチャール山にある温泉に
友人たちと6人で行ってきました。

インドネシアはご存じの通り環太平洋火山帯に属していて、日本と同じで至る所に
火山があって、地震が起こる。それ故、温泉が湧く(!)

暑い気候だからか、きれいずき度が違うのか
日本のように温泉施設は充実していなくて、実際入浴できる場所はそんなに沢山ない、、
けれど、「泉質は良い」と聞いていた。
海外生活も今年で6年目。
日本の何が恋しいか、このトップファイブに入るのが温泉。
「インドネシアで温泉に行きたい」という願いがついに叶いました。

高速道路、セントゥール市内行き出口で降り、セントゥールハイランドゴルフ場を過ぎ
パンチャール山に向う私たち。
途中カンプン(村、集落)を過ぎて、その後は美しい松林の山道。
この舗装された山道から更にオフロードに入り、勾配のきつい登り坂下り坂を20分ほど進むと、
目的地、温泉施設のあるギリティルタホットスプリング&スパリゾートに到着。

小高い丘に建つこの高床式建物のリゾート施設。
オープンエアで気持ちがよく、テラスから見渡すと目に飛び込んでくるたくさんの緑が気持よくて
通ってきたガタガタ道からは想像ができないほど素敵な雰囲気。
夕暮れ時のやさしいオレンジ色が辺りを包んでいてとても綺麗。

まずはテラスでドリンクを頂き、数ある露天風呂に案内してもらい
どの露天風呂を貸し切りにするのかを選択。
6人で入ろう!ということになって、大きめのものを選びました。
インドネシアで温泉!初体験_f0159179_053451.jpg
(実際選んだものよりも小さなタイプのもの)

女性2人、男性4人
全員水着着用で私たちは入浴したのですが、私たち女性陣はサロンも持参。
でもこの施設は
入浴時用にと女性はムームー、男性はショートパンツを貸してくれるので
水着を忘れてしまっても大丈夫。バスタオルももちろん用意されている。
貸し切りにできるので家族で入る場合は裸でも大丈夫。
でもこうして水着を着て友達とワイワイ温泉に入れるのが楽しかった。

さてこの温泉。
泉質はどうかというと、ずばり、「素晴しい」のひと言。
青味がかった薄い灰色で、すこし濁っている。そしてほぼ無臭。
お湯は温泉特融のとろっとしたテクスチャーでミネラルたっぷり、という感じ。
源泉は80度近くあるらしく、これを一旦大きな貯蔵池に貯めて冷ましてから
湯船に送っている。そう!贅沢な源泉掛け流し。
温度も40度弱でちょうどよく、
温泉入って→このガゼホで休みながらフレッシュジュースを飲む
を何度も繰り返して極楽極楽。
涼しい山風もとても気持ちがよくて
「露天風呂、温泉ってなんて素晴らしい」って心からそう思った。

到着が遅くなってしまって1時間ほど入浴したころにはもう辺りが暗くなりはじめる、
越えてきた悪路のことを考えるともう帰らないと!と思っていたら
雨が降り出してきた。。。

1時間の入浴料、一人50,000ルピア(500円)を支払い、急いで帰りの途につく私たち。
でもこの帰り道が大変だった。

雨で悪路は滑りやすくなっていて
勾配のきつい登り坂を4x4でない&重い車体&エンジンがそれほど大きくない
わが車は大苦戦。車が坂を登ってくれない。。
雨の中を男性人総出で車を後ろから押さなければいけないほど大変だった。

それでも何とか無事に悪路を越え、無事舗装された道路に辿り着いた。。
行きの倍以上も時間がかかった。でもその時の喜びと言ったら。。(涙)

温泉は素晴らしかったけれど、行くのが大変。
もう少しアクセスが良ければ通っちゃうのにな、
このギリティルタホットスプリング&スパリゾート。
でもアクセスが悪いからこそ、お客さんが少なくて”秘湯”状態が保てるんだろうな。
うーん、どっちがいいかなぁ。。難しい。。
悪路で苦戦しましたが、我が家は間違いなくまた行きます。運転手さんごめんなさい。

温泉に入ることに夢中になって
写真を撮るのをすっかり忘れてしまい、写真が1枚ですみません。。
by unomin | 2010-05-09 01:59 | インドネシア国内旅行