UnoMinのインドネシア生活

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フローレス島へ コモドとの出会い編 part2

灼熱の太陽の下
約一時間のトレッキングを終えてコモド第一号に出会えた私たち。
これでもう結構満足していた。
ら、次は結構な大物に出会えたのです。
その大物とは、これ。彼写真ではあまり伝わりませんが、巨大。
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水牛、バッファロー。
皆さんご察しの通り、、そうです、この水牛、コモドの餌になっちゃうのです。

こんなに大きな身体をしているのに
リンチャ島の食物連鎖のサイクルの中ではコモドの下。
肉食のコモドに見つかったら食べられちゃうのです。

しかもこの水牛、すでに尻尾が途中で切られている…
ガイドさん曰く、コモドとの格闘で食いちぎられたのだとか。
尻尾だけですんで、逃げきれて良かったね、水牛。

ここから先に歩を進めていくと
コモドの巣穴を発見!木陰に大きな穴が3,4つ。
そしてここにもいました、コモドドラゴン。
コモド2号。
今回はメス。一号に比べるとメスなので身体が小ぶり。
メスが巣の脇で家を守っている。これって動物界共通?
家内、なんて言葉を思い浮かべたりした私です。
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この巣穴の前でガイドさんからコモドについて色々と講義を受ける。
途中、巣穴を覗いてみようと近づいたら、
「ダメダメ、近寄らないで!」
とまたガイドさんに怒られた。脇にいるメスに襲われるよ、と。

さてそのコモド講義。
ガイドさん曰く、コモドは…

・嗅覚がよく、風向きにもよるが10キロ先のものまで嗅ぎ分けられる
・メスは一度に卵を20個ほど産む
・卵の何個かを残してそのほとんどは家族で食べてしまう
・コモドは共食いする
・生まれた赤ちゃんは長い間外敵(同じコモド)から守る為に木の上で生活する
・交尾しないでメスが妊娠した例がある…

らしい…
うーーん。
コモドってやっぱり面白い。変な生き物だ。

その後も更に1つ巣を見つけ、
ここにもやはりメスコモドが巣に寄り添って巣を守っていました。
これでコモド3号め。
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トレッキングの最後はたくさんのコモドを見学。
ここは施設のキッチンになっていて
匂いと、そして人間が食べる食材の食べ残しなんかを求めて
島のコモドが集まってくるのだとか。
なのでキッチンの下はこんな感じでコモドの集会場に。
お陰で沢山のコモドを一度に、しかも歩く姿も見られました。
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コモドが動いた瞬間に
この心もとなげなY字の竹の細い棒で、警戒態勢をとるガイドさん。
襲ってきたらこのY字部分でコモドの首を押さえて動けないようにするのだとか。

全身筋肉の大きなコモドが本気を出したら
そんな竹の棒、割れちゃうのでは?と思っていたら、
ガイドさんに
「何かあったら全速力で逃げてね」って言われた…
「あぁやっぱり…」

そのガイドさんの緊張を見て、今までは怖くなかったのに
最後の最後でちょっと怖くなってしまった私。
でも大丈夫だった、無事トレッキング終了。

結局野生のコモド3匹。
野生だけれどベースキャンプにいたコモド総勢12匹ほどで
全部で15匹のコモドに出会えました。

ガイドさん曰く、
日中の暑い時期10時から4時ごろまでは暑くて
体温調節のためにコモドドラゴンは日陰で休んでいる事が多い。
なので歩いている姿をベースキャンプ以外で見るのは難しいのだとか。

トレッキングに行くのに
活発な時期を選んで歩いているコモドを見るのか
それとも安全策で日中のお休みタイムにコモドを見るのか…
主人Tは前者が良かったようですが、
私は安全な後者の方で良かったと思ってます。


沢山の野生のコモドを見て達成感を味わいながら
リンチャ島を後にした私たち。
トレッキングで火照った身体に、船上での潮風は
なんとも言えず気持ちが良かった。

そしてフローレス島への帰り途中、
2つの無人島に停泊してシュノーケリングを楽しんだ。
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色とりどり、鮮やかな珊瑚と沢山の種類の魚たち。
丁度暖流と寒流があたる部分を選んでくれたみたいで
ビックリするほどたくさんの魚がいた。
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因みに右のこの小さな船が私たち2人が貸切った船。
小さいけれども必要充分の省エネ。
1泊目のホテル、Eco Lodgeの船で一日独占してしまいました。
船でリンチャ島を往復、シュノーケルポイントにも連れて行ってくれ
スタッフが2人ついて一日500,000ルピア、5,000円也。
お弁当のナシゴレン、ミーゴレンを入れても5,500円程。
何だか申し訳なくなっちゃう価格です。

フローレス島に戻ったのは夕方。
この日はEco Lodgeの隣に新しく出来た日本人が経営する綺麗なホテル
Puri Sari Beach Hotelに宿泊。
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部屋はこんな感じで広く、お庭が見渡せてとても気分が良い
清潔で快適でした。
ここもリーズナブルで1泊5,000円。

夜はこのホテルのレストランでイカンバカール(魚のグリル)をオーダーし
その魚が自分たちの肩幅よりも大きいにもかかわらず
ぜーんぶ平らげてしまった私たち。

”野生のコモドドラゴンに会いたい”
という目的を達成した満足感と達成感、
お腹も美味しくて新鮮な魚で満たされ、幸せな私たちでした。

さて次回もフローレス旅行編続きます。
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by unomin | 2009-08-26 19:15 | インドネシア国内旅行 | Comments(9)
Commented by mipo at 2009-08-26 23:42 x
たくさんのコモドドラゴンの写真やら、Unominの話を読んでいたら、身体を前に乗り出して自分もちょっと興奮状態だったよ。
ほんとにたくさんのコモドたちに会えたね。
水牛を食べちゃうなんて、ワニみたい・・・。トカゲっていうけど、ワニっぽいよね。
一つとっても信じがたいのが、交尾をしないで身ごもったことがある・・・ってこれありえなくない???
神様みたいじゃん。きっと何かの間違いがあったと信じたい。
ガイドさんが持っていた竹の棒、確かに頼りない感じがするよ・・・。
走って逃げれば追われたりはしないの?
熊みたいに、追っかけては来ないんだ?

そして、海がやばいくらい美しい!!!
スペインの海できれい~なんて感動してたけど、比じゃありませんでした。Tは、モリとか持ってもぐらなかった??
次回のフローレンス旅行編も楽しみだよ~。
Commented by Jaso at 2009-08-27 00:57 x
読み終わるとなぜか喉がカラカラに渇きました・・・
コモドが夢に出てきそうです。。
逃げ惑う私、追うコモド。
そして断崖絶壁まで追い詰められた私は必死の抵抗虚しく哀れコモドの餌食となる夢です。きっと・・・夢にでます。。
Commented by Tomo at 2009-08-27 02:26 x
Jasoさん実はコモド恐怖話にはまだ続きが。。。

コモドはあの様な大きな水牛の場合は一撃で倒す訳ではなく、一回噛み付いて「見守る」らしいです。そして、数週間後に唾液に含まれている毒が体に回って、水牛が弱ったところを大勢のコモドが茂みから出てきて頭蓋骨以外は跡形もなく食べるとか。

よい夢を。。。
Commented by unomin at 2009-08-27 19:22
Miporin
コモドとの出会いはドラマチックだったよ。
トカゲの仲間なのが不思議なくらい。ワニに近いよね、私もそう思う。
交尾しないで身ごもったことがあるってそうだよね、
神様、、なんか宗教みたいだよねぇ。
でもね、wikiを読んだら書いてあったの。
トカゲ類の中には単為生殖を行う種があるんだって。
トカゲ類、恐るべし繁殖能力。。
コモド、逃げても追ってくると思うなぁ。熊みたいに。
ちょっと襲われた例とかあるんだろうね、だからガイドさんも
警戒していたのだろうな。
この写真の後にね、左手をまっすぐ伸ばして私たちに
離れて離れてって言ったんだよ。

それにしてもそう、海キレイでしょう~
インドネシアの海は本当に美しくて最高です。
小ぶりのマグロやエイみたいな魚もいたよー
この辺りはジンベイ鮫(危なくない)もでるらしい。

Tは銛で魚を刺したかったみたいで
船員さんたちに銛はないのかー?って聞いてた。
Commented by unomin at 2009-08-27 19:24
Jasoさん

そうなんです、tomoのコメントをご覧ください。
唾液には強い毒が含まれているみたいで
噛まれると動物たちはその毒がゆっくり回ってじっくりと
弱っていくのだとか…
水牛の頭蓋骨、いくつか転がっていましたよ、巣穴の近くに。
怖いですよねー
Commented by Jaso at 2009-08-28 01:16 x
連書きですいません。
あのーー、ちょっと気になったのですが、この悪魔のようなコモドという生き物が食す水牛は餌用に人間が放してるのでしょうか?
もしそうだとしたら水牛と自分を重ね合わせてまた嫌な夢見そうなんですが・・・
Commented by unomin at 2009-08-28 11:46
Jasoさん
いえいえとんでもない。
水牛がどうしてこの国立公園にいるのか、
ガイドさん曰く、「元々このリンチャ島、コモド島に
生息しているから、いるんだよ。」とのことでした。
つまり人為的、意図的ではないと。
水牛以外にも猿を見ましたし、見ませんでしたが鹿もいるそうです。
そして猿たちや鹿たちもコモドに食べられてしまうそうです、、鹿の場合、角以外は。。
共食いしたり、自分で産んだ卵を食べたり、交尾しないで繁殖したり
コモドの生命力は凄まじいです。
Have a nice dream!
Commented by リカリカ at 2009-08-28 22:25 x
すごーいい!
読んでてとっても楽しかった。私までもアドベンチャー気分になれました。海の美しさには驚き!あれこそが海だね。写真でこんなに癒されるのだから、実際に浜辺で海を見て、もぐって、海の風を感じられたら気持ち良いだろうな。。。。
海の向こうに山が見えるのが良いよね。ああ、癒される。。。
Commented by unomin at 2009-08-31 00:15
りかりか
ありがとう!
インドネシアの島の海の色はハッと息をのむほど美しいよ。
魚もたくさんいて、珊瑚も色とりどりで本当に綺麗で癒されるの。
私も海と山、同時に見られる風景が昔からとても好き。
だからこのフローレス島からリンチャ島への風景は私にとっては
最高のものだったよ!!