先日のクリスマス休暇を利用してハノイに行ってきました。
社会主義国のベトナム。
東南アジア周辺諸国に遅れをとっている感があり
天気が悪かったせいなのか、人々の表情のせいなのか、
暗かった、という印象。
ハノイで3泊4日した後ジャカルタに帰ってきた時は
インドネシア人たちの笑顔や柔和な表情、
道路、高速道路のスムーズさ、
車やバイクのホーンが少ないことに安堵して、
「ジャカルタに帰ってこれて嬉しい!」と心の底から思った私。
ベトナムに行ったことで
ジャカルタが如何に居心地がいい場所かを再確認しました。
もちろん、
3泊4日の小旅行では見えてこなかった
ベトナムの良いところがたくさんあるのでしょうが。。
この写真はハノイ滞在中に日帰りツアーで行った
ベトナムの古都、ホアルーとタムコック。
ホアルーはハノイに遷都される前の首都で、静かな山間にしっとり佇んでいる。
タムコックは世界遺産のハロン湾同様、石灰岩で出来た岩山がある景勝地で
ここを2時間かけて小ボートでクルージングしました。
こぎ手のベトナム人女性2人にお任せして、ゆっくりと進むボート。
この美しい景色に、しっとりとしているけれども冷たい、きりっとした空気、
これがとても心地がいい。
まるで墨絵の中に入ってしまったかのように、静かで神秘的な雰囲気。
ここでびっくりハプニングが。
洞窟(タムコックとはベトナム語で”3つの洞窟”の意味)を過ぎて折り返した辺りで
漕ぎ手の若い方のお姉さん、急に物売りに変身しました!
これが見事。
小さなボートの真ん中に荷物入れのような備え付けの箱があったのですが
これに商売品がぎっしり詰められていました。気づかなかったなぁー
それにしてもお姉さん、すごい変身ぶりで、天晴れ!の一言。
折り返した後の残り1時間はこのお姉さんとのやりとりで少々疲れました。。。
ジャカルタには観光客があまりいないからか
外国人である私たちでも
ぼられたり、チップを要求されたり、ということがほとんどなし。
一方でハノイは観光客が多いから、そして社会の体制的にそうなのか
どこへ行っても「マニーマニー」。
値段交渉ばかりで多少の疲労感を感じずにはいられなかった私。。
でもさすが、食は良かったです、ベトナム。
次回ハノイの食、ご紹介します。